花火みたいに一発華やかに決めて
それで終わってしまうプロジェクトって、
あまり意味がないと思うんですね。
有田川町の
『 えほんマルシェin有田川 』
大盛況で、
大成功だったけど、
一発花火を打ち上げるイベントじゃないんですよね!
聞くところによると
一時は会場のALECからオークワまで
クルマがつながっていたとか。
「 地元の人だったら、
そんなにクルマがつながっていたら
違う道にまわるはずやから、
それだけ遠くの人も来ているってことやね! 」
という話を聞きました。
私が駐車場でチラッと見ただけでも、
[ 和泉 ] とか [ 鈴鹿 ] とかのナンバーがあったので、
事実そうなのでしょう。
“ 仕掛け ” が良かったことと、
有名な絵本作家さんが十数名集まったようなので、
そのファンの人達も来ますものね!
私が、JR藤並駅に
『 小さな駅美術館Ponte del Sogno 』
をデザインさせていただいたのが4年前。
この時も、役所の仕事とは思えないくらい柔軟で
自由にやらせてもらったんですよね。
『 絵本のまちづくり 』 のプロジェクトは、
その前から動いていたけど、
とても柔軟に、
けど大変なエネルギーを使って、
枝葉を広げて大きくしながら継続できるようにしてきたことが
とてもスゴイことだなぁ!
と、思うのです。
負けん気中枢 ( なんてものがあるかどうか知らんけど )
が欠落しているのかも知れませんが、
他人様の華やかな姿を見ても
悔しいというような感情はあまりありません。
が、たまにはイライラすることもあります。
報道ステーションにアレックス・カーという人が出ていました。
徳島の山奥で古民家を再生させたりして有名な人です。
日本の田舎の良さを語ったり、
経済がまわる仕組みを解いたりしていますが、
言っていることは大体正しいと思うんですね。
そうなんだけど、
日本人で同じことを
ずっと以前から言っている人は沢山いるんです。
アメリカ人が言うことだと有難がって、
日本人が同じことをしても興味を持たない。
そんな世の中の風潮があって、
これにはイライラします。
( 古館が何を言っても、大した問題ではないけど。 )
まだまだレベルの低い国なんだろうか?
などと思ったりします。
が、色々と間違いの元になるようで!
大阪市内の結構高級そうなビルのサインです。
この喫煙コーナーのマークにだまされて、
「 トイレは左 」
だと思ったんですね。
随分ウロウロしてしまいました。
よく見れば解るけど、もっと離れたら
矢印に見えたんですね。
これも思い込み!
この秋から、
和歌山弁護士会の
住宅紛争審査会紛争処理委員に選任されました。
先日、『 紛争処理委員実務研修 』 っていうのを
このビルで受けたのですが、
持って帰って来るだけでも大変な重さの資料でした。
この中に掲載されている、紛争の実例を見ると、
設計者と施工者を分離していたら
絶対に起こらないと思われるトラブルがとても多いんですね。
『 設計施工 』 っていうよく解らない仕組みがあって、
昔はみんなそれで家を建てていたって言うんだけど、
昔は “ 設計 ” していませんからね!
「 設計を別にしたら余計に費用が掛かるでしょう。 」
と言われることもあるけど、
これも、経験的にほとんどの場合そうはならない!
これも、思い込みなんですね。
まして、建物が完成してから問題が発生して、
それを処理する費用までかかってしまったら
それはそれは大変なことですね。
トイレの場所を間違うより問題が大きい!
・ ・ ・ とも言い切れんか?
これはこれで大変なこともあるけど!
昨夜のことです、
同級生女子からLINEが届きました。
「 行方不明になってたアルバムからこんなん出てきたわ(笑)」
のメッセージと画像 ・ ・ ・
誰と間違って、
何を送って来たかと思いました。
理解するのにだいぶん時間がかかりました。
「 ボクやん! 」
中学3年生の私!
覚えてないけど、場所はたぶん日本武道館 ( の外 ) !
「 光の反射が入らないように苦労して
スマホで撮ったんやから活用して!」
とのご指示でしたので、
こんな私も、生まれたときからブタだった訳ではない!
という証明を、
インターネットを使って全世界の皆様に公開します。
出掛けようと靴を履いてから忘れ物に気付きました。
左足だけ脱いでケンケンでとりに戻りましたが、
片道7mほどを
私の左足だけでは耐えきれずに崩れてしまいました。
残念 ・ ・ ・ 。
『 豆の会 』
今月は、くるま販売・修理満月屋の岩本さんに
『 天ぷらカー 』 のお話をお願いしました。
19世紀、
ルドルフ ・ ディーゼルが開発したディーゼルエンジンは、
当初 植物油で動かすように開発したのだそうです。
その後に軽油を使うようになったものなので、
天ぷら油でクルマを走らせるのを私たちは不思議に思いますが、
それは順序が逆なのだそうです。
岩本さんが今までに 『 天ぷらカー 』 に改造したクルマは、
ちょうど(?)99台だそうです。
当初なかなか普及しなかったけど、
東日本大震災の被災地での燃料不足がきっかけで
急激に広まったというのは皮肉なようにも感じますが、
神職でもある彼が、
困っている人たちの役に立ちたいと現地に入って、
活動した成果でもあったのでしょう。
岩本さんの場合は、
料亭や保育園で古くなった油をもらっていて、
そういうところは傷む前に油を替えるから
良質な燃料が得られるのだとか。
油の確保さえできれば、
燃料が何であっても普通のクルマと大差なく走れて、
少し注意するだけで普通に乗れるようなので、
燃費は基本タダだし大変お得なように思います。
特に、沢山の距離を走る人は検討されたら良いと思います。
現車で、
天ぷら油を燃料として使うための濾過の様子を見せてもらって、
排気ガスが " 天ぷら " の匂いなのを体感しました。
最後になってしまいましたが、
化石燃料とは違って、
植物から作る天ぷら油は短いサイクルでCo2が循環できるので、
大気中のCo2の量をほとんど増やさないことと、
軽油を使うディーゼルエンジンが出す有害物質の内
ノックス以外を 『 天ぷらカー 』 は排出しないとのこと。
そんな理由で、非常にエコロジーでもあります。