体力がなくて、
油断して大丈夫な仕事はなかろうと思いますが、
ちょっと考えました。
旧和歌山県議会議事堂
声楽家の米山茉莉子さんが歌われるとのことで
出掛けました。
聴くたび同じことを感じますが、
「 人の声には質量がある 」 んですね。
エネルギーが塊になって向かってくるのをを感じます。
決められた日時に
必ずそれだけのエネルギーを出さなければいけない。
自分のことを考えると、
普通に話していても上手く声が出せない時があるし、
咳き込むこともあります。
仕事とは言え
「 ちょっと待って、も1回最初から! 」
とは言えませんワナ。
この緊張感と毎回戦い続けないといけないって、
大変なことだなと思ったのでした。
随分昔の人かと思っていたら、
「 亡くなられました 」 のニュースで、
現代の人だったのかと知ることがあります。
このひとも、私が17・8歳の頃には
すでにずっと前から名の出ている人
だったので、昔の人だと思い込んでいました。
が、昨年末の訃報で
「 この人も今の人だったか 」 と!
それなら、久しぶりに1冊読んでおきましょうかね
という感じで選んだ1冊。
人生で優秀な結果を残す人は、
歩んできた1つ1つのエピソードが
失敗談を含めてすでに天才。
な気がしながら読んでいましたが、
最終章での失敗談は共感しやすかったかなと思います。
『 書いた本は、執筆者の思ったとおりに理解され、
ラジオも、テレビも、日常会話も、
こちらがおもった通りに通じるとは限らない。
この責任は双方にある。
むしろ通じないことのほうが多いのである。』
古いものは大切に守るものだと考えています。
古いことに価値があるわけではなくて、
ながい時間人の目にさらされても耐えられるだけの
美しさを持っていたり、
役に立ってきたから残っているわけで、
そのことに価値があると思っています。
守り方には色々あると思うけど、
原則・本質を
大切にすることが大事だろうと思っています。
奥付では明日初版発行の本。
今日読み終わったけど・・・。
私には議論になっていることが不思議。
父方に天皇の血筋がなくて、
母方に天皇がいる人で天皇になった例がない。
2,700年近く、
126人も例があって、
過去に1人もなかったことを突然この時代に
ルールの中に入れてしまったらヘンに決まってる。
郡上八幡城の天守は、
木造復元天守としては最古らしいけど、
元々建っていた天守の資料がないので
近隣の城を参考にして新たに設計したのだそうで、
こりゃ良いのかどうかと思いながら
見学したことを思い出します。
郡上八幡城のことは書かれていなかったけど、
正しく復元することの大切さを
多くのページを使って説かれています。
お城の場合は、
天守が最大の魅力だと思われているから、
元々天守のなかったお城でも天守を “ 復元 ” してしまうし、
形がわからなくても “ 復元 ” してしまう。
お城に天守のある時代なんて
歴史のほんの少しの期間だけで、
お城の魅力はもっと他にもあるのに!
わかりやすいものをキーワードにして
注目されることは悪いことではないけど、
本質が正しく守られていないと
本当の魅力が伝えられないと思うものです。