CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
それでいいじゃないですか、それがヒューマンスケール!

CAOS

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社会の中の家族 かな?

2016-03-30 | 日記・エッセイ・コラム

 去年出た 『 家族という病 』

っていうとんでもない本がありました。

くだらなくて途中で読むのを止めてしまうのは

時々あるけど、

これはあまりにバカバカしくて

結論がどこにあるのか見なくてはガマンできなくて

最後まで読んでしまったくらい。

 

 自分が育った家族との関係が良くなかったから、

日本中の家族をみんな否定しているだけの内容。

今思い出せるのはそれだけです。

 

 そんな風に感じたのは私だけではなかったみたいで

今月こんなのが出ました。

同じものを読んで、

同じことを感じても、

頭の良い人は本を1冊書けてしまう。

スゴイですね!

 

 一緒に暮らしていれば、

家族でも人間の集まりだから摩擦もありますが、

大切なことも沢山あります。

さらに、

金さんは社会を構成するための

責任にまで触れているんですね。

私自身の認識が広がりました。

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『 今が苦しいとき 』 だろうか?

2016-03-29 | 日記・エッセイ・コラム

 「 電気代が安くなる 」

ということ以外に、どんな良いことがあって

みんながLEDを使いたがるのか私には解らないけれど、

照明器具メーカーのカタログにLEDしかなくなってしまったから、

それで考えるしかない ・ ・ ・ 。

 

 従来の照明器具でも美しい照明プランを作るのは大変でした。

美しい光を出さないLEDを使ってということになると

これはもう涙が出てきます。

とんでもない時間がかかって、

なんとかまとめてみました。

 

 行燈から電球に光源が変わったときに

「 味気ない灯かりになってしまった 」

って、谷崎潤一郎が嘆いているから、

同じようなものかと思ってみたりもしますが、

やっぱり何かが違うんですよね!

今のままでは、日本中の夜が貧しい灯かりになってしまう。

メーカーさんがもっと " 質の良い光 " を出すLEDを

早く開発してくれれば良いのだけれど!

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日本のことなのに良く知らないなぁ

2016-03-18 | 日記・エッセイ・コラム

 『 豆の会 』 の人気プログラム。

志磨美智子さんにお願いして

今回は、『 お雛様のお話と和のテーブルセッティング 』

でした。

 

 お雛様にちなんで志磨さんが用意してくれた

お茶とお菓子。

 

 桜と紅葉を同時にあしらった柄を 『 春秋 』 と呼んで、

さらに、桜の咲き乱れる様と紅葉の様を見立てて、

『 雲錦 』 と言う。

こんな日本人の感性が、

緊張感もありながら、とても暖かい感じがして、

誇らしくもあります。

 

 毎日、ほぼ毎食使っている 『 お箸 』

意外と知らないことがあるんですね。

 知らなくてもご飯は食べられるけど、

意味を知っていればきっと違いがあるだろうと思います。

 

 

 会場に事務所をお借りした

株式会社地域創生の女子社員さんも

「 仕事しながら聞き耳たててました! 」

って、なかなか面白い!

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時代背景

2016-03-17 | 日記・エッセイ・コラム

 " ものづくり " で、

それがいつつくられたものかを考えるのは

大切なことだと思っています。

「 この時代に、こんな発想が出来たってスゴイわぁ! 」

って、さも解ったようなことを言うためではなくて、

「 この時代にあった、この発想を

 今の時代に置き換えたらどんなことが出来るだろうか? 」

と考えて、

先輩が苦労してつくり出したものを成熟させるために。

 

これも、下津の図書館で [ ご自由にお持ちください ]

のコーナーから奥さんがもらってきたものです。

 普通だったら読まないジャンルなのだけれど、

'96年に本になったもので、

主な登場人物男女2人ずつが32歳と、

ちょうどその時代の私自身と同じ世代らしいのが気になりました。

 

 私世代の32歳は

もう少しマシなこと考えていたと思うなぁ ・ ・ ・ 。

 ショッキングなところをねらったかな?

と思うような性的なエピソードが2つあるけど、

この時代には、

小説に描くにはもう新しくはなかったなぁ ・ ・ ・ 。

 

 そんな感じです。

あまり現代の自分に生かす参考にはならなかったけど、

「 なぜ、時代を気にするのか 」

を自分の中で考えることが出来た利益はありました。 

 「 まだだれでも携帯電話を持っている時代じゃなかったから、

  連絡取り合うのも大変だったね。 」

って、思い出すこともできたけど!

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見直したい “ 職人 ” の仕事

2016-03-16 | 日記・エッセイ・コラム

 何でも簡単にできてしまうのが良い訳ではないし、

老舗が老舗な理由は、

面倒臭いことを代々きっちりと受け継いでいるから

なのだろうと思っています。

そして、

その精神は正しく他人に伝わる!

・ ・ ・ はず!

 

 友達の大工さんの加工場で見付けました。

写真では解りにくいけど、

長さ6mあまり、広いところで幅60cmくらいでしょうか。

厚さは3cmから4.5cmくらいのがとれると思います。

そんな杉の板が6枚。

仕上げていないので写真では汚いけど、

カンナを掛けてあげるととてもキレイな木になります。

市場に出ていたのをいつか使うことがあるだろう。

そんな感じで買っておいて3年くらいになるそうです。

 

 似た感じで買った色々な樹種を

この加工場の2階に沢山持っているんですね。

柱や、もっと薄い板も

良い時期に買っておいて加工場の壁に立て掛けて乾燥させています。

乾燥した木はくるいにくいので

加工して使うのにとても良いし、

時間をかけて自然乾燥させた方が美しいのです。

しかも、相場をみながら安いときに買っているから

安く提供できるメリットもあるんですね。

 

 “ 職人の仕事 ”

って、受注してから一生懸命すればいい訳ではなくて

まだ “ お客さん ” と出会っていないときから始まっているんですね。

 

 大手の住宅会社や工務店ではマネできないし、

資金がまわらないと買えないので、

昨日今日独立して始めた大工さんでも難しいかも知れない。

 

 簡単に、「 大きなところに頼んだら安心 」

って思われることが多いけど、

“ 良いモノ ” を手に入れるには、

こんな要素もあるって忘れられていないかなぁ ・ ・ ・ 。 

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