CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
それでいいじゃないですか、それがヒューマンスケール!

CAOS

建築設計事務所カオスのホームページから リンクしているブログをこちらに引っ越しました。 ホームページの作成ソフトの不具合で 直接リンクが設定できないために OCNの古いブログを経由しての アクセスになっています。

気付き

2009-09-29 | 日記・エッセイ・コラム

P1000759

『 ひだまり 』 さん

改め

『 なずな 』 さんの店舗部分です。

来月12日には開店とのことで、

ご自分でされていた改築も随分進んでいました。

 

 今日感じたことがあります。

彼女がしている改築は、

自分の住む家を決して便利にしているわけではありません。

むしろ、元々システマチックな材料を使ってそれなりに便利だった家を

面倒なように改造しているとも言えるのです。

 例えば、

軽く、快適に動く建具を少々神経を使わないといけなくしています。

が、

そのことで、“ 気持ちいい空間を手に入れている ”

のだろうとも感じます。

 

 このことは特殊なことではなくて、

元々 “ 和 ” の精神はそんなことではなかったか。

表面のあり方は違いますが、

その中にあるのは日本人が大切にしてきたことを

取り戻しているだけ!

だから、仕事は荒くてもパワーを感じるのでしょう。

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狭い範囲で考えては、解らない話です。

2009-09-28 | 日記・エッセイ・コラム

 イランと言うと、

浮かぶ風景は砂漠

    ・ ・ ・ なのですが、

P1000756

紀美野町のこの風景や、

P1000754

この山の様子がイランにソックリなのだそうで、

イメージする砂漠は、

国土の20%程しかなくて、ほとんどがこんな山の風景なのだそうです。

 

 今月の 『 茅ぶき家の集い 』 のゲストは、

イラン人のオミドさんと、

アフガニスタン人のフセインさんでした。

2人とも留学生です。

大変なエリートだそうです。

 

 中東は、歴史や政治、それに宗教が混じり合って難しくて、

私には苦手な分野で、冴えた質問もできませんでしたが、

私にとってよい勉強になる機会でした。

 

 フセインさんは、内戦を避けて子供の頃からほとんどをイランで過ごしたそうで、

イランの事情にも詳しい人です。

 イランにも日本に似たお祭りがあり、

御神輿の様なものもあるとか。

これはシルクロードを意識させる話でした。

 

 彼らの話で最も印象的だったのは、

やはり政治の体制のこと。

それに “ 教育 ” の大切さを強く考えていることです。

今の日本の恵まれた環境を改めて感じさせられます。

 もう1つ

“ 国籍 ” を特に重く考えたことがありませんが、

彼らには、行きたくてもビザが下りなくて入国を許されない国があること。

このことも改めて考えさせられる話でした。

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深い意味はないョ!                 ・・・が、オチかも知れませんが

2009-09-26 | 日記・エッセイ・コラム

 ある史実を小説にした本を買いました。

新刊では手に入らなかったので古本です。

ながく書棚に置かれていた本特有のにおいがします。

 

 『 謹呈 』

として、男性の著者が女性に贈った本のようです。

贈られた女性の名前をインターネットで検索してみると

何人かヒットします。

出版関係の職業の人もいました。

 

 私も何冊か著者のサインが入った本を持っていますが、

普通はそんな本を売ることはないと思います。

 

 この女性はなぜ売ってしまったのか?

・ ・ ・ もらったけれど、元々大した興味がなかった?

・ ・ ・ 金に困ってまとめて売ってしまった中の1冊?

     ( 定価1,600円を私は2,000円で買いました。 )

・ ・ ・ あと、考えられるのは、

    男性の著者との間で、

    もう手元には置いておきたくない気持ちの問題があったか?

 

 中身を読むよりも前に、

そんなことを想像する方が、

ずっとドラマチックで、

         ロマンチックで面白い!

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遠い場所での出来事ですが

2009-09-24 | 日記・エッセイ・コラム

 ダムが必要かどうか、

個々の案件ごとに違いもあるのでしょう。

私には解りませんが、

結論を先に持ってことを始めるのは乱暴すぎると思います。

 

 報道で知る限り、

ダムが必要かどうかではなくて、

外的な理由で生活を変えられることに地域の人達が憤っている

ということだろうと思います。

 生活の環境は、

人生をおくる最低限の基盤です。

これが変わることで、

価値観も変わってしまうかも知れない。

もちろん人間関係は変わってしまいます。

家族のあり方も変わるでしょう。

 

 政治にモノ申すつもりはなくて、

“ 生活 ” を考える職業を持つ者として、

恐怖さえ感じます。

 

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ドラマの1シーンから

2009-09-23 | 日記・エッセイ・コラム

 白州次郎のドラマをご覧になったでしょうか?

90分で3話にまとめた時間の中では良く出来ていたと思いますが、

「 箇条書きみたいな展開やな! 」 という印象も。

 

 内容については、

沢山出ている彼のことを書いた本からは

特に目新しいこともなく、

「 白州次郎って、結局何をした人なのか 」 という

私の疑問が解けることもありませんでした。

 

 画面の表現について1つ。

終戦の占領時代。

次郎が夜帰宅するシーンです。

当然その時代は白熱電灯しかなくて、

黄色い門灯が向こうに見えているのですが、

彼が歩く近くの ( もみじだったか ) 木の葉を照らしている光の色が、

光源は見えていませんが明らかに白でした。

 

「 黄色い光の方が美しい 」

と思っている私ですが、

「 緑を浮かび上がらせるには、

 効果的に使えば白い光が美しい。 」

ことがあると考えています。

 庭園のライトアップでも、黄色と白の光源を

使い分けて緑を表現しているのはよく見ます。

上手い使い分けが必要です。

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