夜中に、
部屋の灯りを落として、1人チビリチビリと飲むのは、
ビールでも日本酒でも、まして焼酎などということは絶対なくて、
私はウイスキー。
今日量販店で買ったのは 竹鶴12年。
どこで買ってもウイスキーは同じってなものですが、
気になったのは、お店の表示です。
『 竹鶴12年 アサヒビール 』
と書かれていました。
竹鶴 だけではなくて、
スーパーニッカにもアサヒビールと ・ ・ ・ 。
お酒が好きで、あるいは興味がある人だったら、
アサヒビールとは書かない!
ホテルのバーテンダーや、
湯浅のバー 33rpmのマスターが、
ニッカのウイスキーを 「 アサヒビールのウイスキー 」 と言うと思いますか?
竹鶴もスーパーニッカも
ニッカウヰスキー!
お酒だけではなくて、
それぞれに
仕事に興味を持って、好きになって欲しい。
三毛猫が知事からナイトの称号を贈られる県だから、
自分も褒めてもらおう!
というようなつもりはありませんが、
県の林務課の担当者と、
『 地域の杉 ・ 桧をもっと上手く活用しよう 』
という行動を起こしました。
この動きに期待できるのは、
お役所主導ではないこと。
担当者に情熱が感じられることです。
県側で実務を担当してくれている人と話していると、
私が勤めていた会社で家を建てていたことがわかりました。
「 その頃だったら、
設計課長だったから図面の検図の所に僕のハンコ押してるはずですよ。 」
などという会話もあって、彼の考えが良かった!
「 最終的に営業マンを信用したんですけど、
解らないことは知ったかぶりせずに、
次までに調べてきます。
っていう返事だったんです。
こういう営業マンは信用できるなと思って! 」
私と同じ考えでした。
住宅会社に限らず、建材メーカーでも車屋さんでも、
営業マンは、知らないと言わないことが信頼されることだと思っている人が多いのですが、
知らないことは、キッチリ知らないと答えてくれて、
調べてから、正しい返事をくれることが大切。
1つでたらめな返事があると、他の部分も信頼できなくなるから、
そんな人と付き合う時間が無駄になります。
このことを正しく考えている人とは、
一緒に良い仕事が出来ると思います。
食品の毒物混入事件。
輸入品に入ってただけでも大変な問題なのに、
国内の製品にまで。
嘆かわしい、情けない事態だと思います。
が、
食品の毒物は、
国が定めた基準値の何十分の一が混入したと、これだけ騒ぐのに、
室内の空気環境は気にしないのか?
経験的に 「 ちょっと気にして建材を選択した 」 程度の住宅で、
ホルムアルデヒドの揮発量を真夏に測定すると、基準値の0.08ppmを超えます。
相当頑張っても、基準値の何十パーセントかの数値が出ることがあります。
0.08ppmの根拠を誰も明確にしてくれないので、
その危険度を解りやすく説明することはできませんが、
今問題になっている食品の報道で、
「 健康上の被害は出ていない 」
と、よく聞くじゃないですか。
ホルムアルデヒドでは、基準値以下でも健康被害が出ている。
ヒステリックな反応ではなくて、
冷静に、今の問題を考えないと。
特に詳しいわけではないけど、
ニュースの映像でたまたま観たフィギアスケートに
ゾクゾクしました。
安藤ミキティのエキシビジョンの演技!
以前は荒川の影で、何となく1歩引いてる感じだったのに。
堂々として、
大人になったのか?
女は化けるのか?
他に言葉が見つかりません。
色っぽい ・ 艶っぽい!
ギリシャ彫刻とかの女神像が動き出したのと同じくらいの迫力かも知れない。
毎月最終日曜日は、茅ぶきの家の集い。
今月は、主宰の黒田さんのパッチワークキルト教室展の最中で、
キルトについてのお話でした。
「 パッチワークって、
布を縫い合わせる、女の人が趣味でするもの? 」
くらいの意識でした。
黒田さんと知り合うまでは。
何度か作品を拝見してきた今、
「 これは、絵画表現!
布は絵の具と同じ。 」
と考えています。
黒田さんのお友達で、
フラワーアレンジメントの教室を持っておられる志磨さんの発表会でも同じことを感じました。
『 ものづくりは、本気で取り組むと深い部分で一点に交わる。
それは、どんな表現方法であっても、空間=宇宙を感じさせる。 』
・ ・ ・ 建築も同じ!