何年か後に今年のことを、
「 あの災害の多かった年 」
とかいう感じで思い出すんでしょうね。
こんなに色々な種類の大災害が起きる年は記憶にありません。
みかん栽培が盛んな地域で育っているので、
私なりに農業の常識みたいのをイメージしていて、
天候の影響を受けて
その年ごとに成果にばらつきがあるし、
それぞれの家の流儀みたいなものや、
労力を惜しまない家みたいな感じで、
結果の出方がさまざまです。
( 私にはそんなイメージです )
農業を企業化して、
生産から販売までの流れを管理することで
成功している会社の社長とお会いして、
1時間半ほどお話させていただきました。
仕組みづくりとデータ管理が、
私がイメージしている農業とは随分違うようです。
勘に頼らないということ、
減価を明確に把握すること、
ブランドを形成すること。
全体のストーリーがしっかりしているんですね。
なにより印象的だったのは、
農家のおやっさんとも、
地域の社長とも違う感じの人でした。
( 最近会ったどの分野の人ともイメージが違ったなぁ )
“ ほんもの ”
というキーワードを共有できたことも
私には嬉しかったんですね。
非常に良い時間をいただいたと思います。
訳あってガラケーからスマホに変えましたが、
勝手に電話かかってしまうし、
話中に切れるし、
なかなか上手くいきません。
スマホに変えて期待していたのはナビの機能です。
『 茅の会 』 に向かう間、
ずっとナビを表示したまま走ってみました。
良いですね。
これだけ性能あれば知らないところでも十分ですね。
( 街中の道路が立体的に絡み合ったようなところは走ってないけど。 )
無料アプリも何種類かあって、
それぞれつくり手の事情で特徴があるらしいですが、
Yahooのを使ってみました。
『 茅の会 』
今月は、江本さんで
『 紀伊國名所図会 』 以前
名所図会的リアリティに至るまで
( スゴいタイトルやなぁ! )
でした。
描き手の事情。
求める側の事情。
もちろん時代背景があって、
それぞれの表現をしているんですけど、
絵画の世界も
時代とともに、進歩 ・ 洗練 ・ 型
を繰り返しながら完成して来たんだろうな。
と言うのが、私の感想です。
酒飲みながら
酒の講釈語るヤツはアホに見える!
と思っているのですが ・ ・ ・ 。
この10日間ほどは、
ちょっと飲む機会が多かったこともあって、
「 竹鶴政孝が、
どれだけ頑張ってホンモノのウイスーづくりをしたか。 」
って、沢山の人に語りました。
このブログでも何度も書きましたけど、
ニッカのウイスキーって
安いのでもホンモノ感があって美味しいですからネ!
さっき、うちの奥さんから聞いたところによると、
次のNHK朝ドラは、
竹鶴政孝の話だとか!
NHKって、頭に来ることも多いけど、
嬉しいところに目をつけてくれることもあるんですよね。
以前、白洲次郎を取り上げてドラマにしてくれたのも
それまでは、
「 日本一かっこいい男 」 とか言っても
殆どの人が反応してくれなかったけど、
ドラマ化からは結構話が出来るようになりました。
「 誰も知らないわけではないけど、
誰でも知っているほど有名ではない。 」
っていうあたりに、私の興味の対象が多いので、
( ホントに良いモノって、
意外とそんなところに多いと思うのだけど )
なんか嬉しいなぁ!
と思うのです。
うちの奥さんは、
「 そんなところによばれても緊張して何も喉を通らないだろう 」
と言うけど、
私ずうずうしいので、意外と大丈夫じゃないかと思うんです。
李香蘭がイサム野口と結婚して、
魯山人のところに住んでいた時期があったんですけど、
3人で食事するときがあったら、
そこに混じってみたかった!
どんなもの食べて、
どんな話するのか。
そんなん一生の思い出になりますよ。
きっと!
李香蘭、亡くなっていたんですね。
さっきテレビで観るまで知りませんでした。
私がリアルタイムで記憶にあるのは、
山口淑子で参議院議員していた頃からですけど、
何度も芝居やドラマになっているからかも知れませんが、
とってもドラマチックで興味深い生き方をした人です。
( 沢口靖子の 『 さよなら李香蘭 』 また観たい。 )
・ ・ ・ ・ 。
あの3人と同席したら、
やっぱり、緊張して食事どころではないかぁ?
先人の知恵の上に新しい人の知恵を重ねるから、
時代が下るにつれて、
ドンドンお利口になっていくのが当たり前。
だと思うのですが、
どうやらそうなっていないようで、
今日 『 豆の会 』 で宗祇のお話をいただいた、
『 宗祇の会 』 の川嶋弘さんによると、
“ 蓮歌 ” は、難しすぎて衰退したり、
別のモノにカタチを変えて行ったのだとか。
“ 蓮歌 ” って良く知りませんでしたが、
今日お話を訊いた感じでは確かに難しいですワ!
折に触れ思うことですが、
有田は熊野古道の繁栄を背景にして、
宗祇や明恵のように
とっても優れた人が出ているんですよね。
今、そのことを大切にされていないのが残念。
次回の 『 豆の会 』 は、
日本舞踊 『 やまと舞 』 の家元 やまとふみこ さんに
『 日本の芸能 ( 仮 ) 』 でお話をお願いしています。
日時 : 10月16日? 13:00~15:00
場所 : 有田川町地域交流センターALEC 第1研修室
参加費 : 500円 ( 会場費として )