知り合いのお店が5周年で、昨夜はお祝いの会でした。
3日ほど前に連絡がまわって、27~8人集まったでしょうか。
世話をしてくれた人が声をかけて、断った人がいなかったそうです。
夕方6時から始まって、途中で抜け出したのが夜中の1時半。
まだ残っていた人が8人ほどいたと思いますが、年寄りばかり!
みんな尋常じゃない量を飲んでいたと思うのですが、週の中間の日に殆どの人が今日も仕事があるのに、解散が2時半を過ぎていたそうで、年寄りのパワーに圧倒されます。
お店のおっちゃんや、おばちゃんの人柄だと思いますが、もっと範囲を広げて声をかければ何倍もの人が集まったでしょう。
( そんなに入れる広さがないですけど )
あれだけ “ いい人 ” の商売では、あんまり儲かってないだろうと思いますが、大勢の人から慕われているのは 「 いい生き方やなぁ 」 と思います。
・ ・ ・ 因みに、
うちの事務所も、5月が来れば5周年になります。
一応、ご報告だけ!
しもやけしました。
左足の指2本。
車に乗って、ヒーターが利いてくると、かゆくて左足の指がグーになります。
「 毎日暖かい部屋で仕事していて、なんでしもやけする? 」
と、何人かに言われました。
「 血のメグリが悪い? 」
って、
それじゃ バカだろ!
「 空間の捉え方があなたと同じなのよ、
だから、どうして もっと早くあなたと知り合わなかったかと思って ・ ・ ・
そしたら、あの人達ももっと違う家が建てられたのに! 」
つまり、
タイミングが悪くてもう家を建ててしまったけど、ぜひ紹介したかったお知り合いがいた。
という話なのですが ・ ・ ・
そうおっしゃってくれる人と知り合ったのが一昨年の秋なので 、その方が家を建てられたのはそれよりももっと前!
・ ・ ・ 残念ですが、仕方ないですね!
『 空間 』 は、建築をしていると簡単に使う言葉ですが、
本気で理解しようとすると、そうお気軽に言葉に出来ないんですね。
単純に部屋の容積でもないし、
空気であり
光であり
時間の流れでもあるような ・ ・ ・
先日、深夜放送のことを書きましたが、
もう一つ心地良く時間が流れるような、気持ちのいいフレーズを思い出しました。
『 深夜の友は真の友 』 などと言いますけれども
こんな時間に一人で起きている貴方は一体どんな人なんだろうと
色々考えながらマイクに向かっています
人生は短く、夜もまた短い…
今日出来ることを明日に延ばして、せめてこの深夜のひとときを。
今この放送を聞いていらっしゃる深夜の友に
限りない友情と共感を抱きつつお送りするミッドナイトメッセージ、
五木寛之の夜です。
茅の会 の日でした。
今月のテーマは、蒲公英工房がある 紀美の町 の小川八幡神社が持っていた 『 大般若経 』 について県立博物館の学芸課長から話を聞きました。
玄奘三蔵がインドから持ち帰って翻訳した 『 大般若波羅蜜多経 』 全600巻を集めたもので、古いものは奈良時代のものがあり、たいへん貴重なものだそうです。
内容は大変なので省略しますが、
これほど貴重なものがあることを地元の人達が知らなかったり、興味がなかったりする事が問題という話になりました。
「 和歌山の人は、近くに貴重な文化財が沢山ありすぎて気付かないのね!
普通は、『自分達が生まれた地域にこんな貴重なものがある』ってみんなが誇りに思ってるんだけど、他から見れば大した評価されていないの!
和歌山の文化財は本当にレベル高いのに、地元の人が興味持っていない! 」
と、宮崎出身 ・ 広島出身のお2人が共通の考えの様でした。
偏差値教育で授業時間が足りないことが、世の中で問題になっているらしいですが、偏差値を問題にしないように方針を変えれば、こんな大切なことをもっと学校で教えられるのになぁ ・ ・ ・
と、いうのが1つの結論です。
深夜2時をまわって、
暗くした部屋で1人 心地良くバーボンにのどを焼いていると
時間がゆっくり ゆっくりと流れます。
まだ 人生のゆく先もわからない
おとなの背伸びだけしていた頃の深夜放送が頭の中に流れます。
遠い地平線が消えて、
深 々とした夜の闇に心を休める時、
遥か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。
満点の星をいただく果てしない光の海を、
豊かに流れゆく風に心を開けば、
煌く星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の、
なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります。
これからのひと時。
日本航空が、あなたにお送りする
音楽の定期便。「ジェットストリーム」。
皆様の、夜間飛行のお供を致しますパイロットは、
わたくし、城達也です。
夜間飛行の、ジェット機の翼に点滅するランプは、
遠ざかるにつれ、次第に星のまたたきと
区別がつかなくなります。
お送りしておりますこの音楽が、美しくあなたの夢に
溶け込んでいきますように。
日本航空がお送りした音楽の定期便、
「ジェットストリーム」
夜間飛行のお供をいたしましたパイロットは
わたくし、城達也でした。