数がそろうと
環境も整いやすいようで!
今月の 『 茅の会 』
京都の町家を宿泊施設にリノベーションされた
株式会社正庵の代表取締役
佐藤悦子さんのお話でした。
雨漏りしてそのままでは朽ちていったであろう
町家を救ったことが大きな功績だろうと思います。
興味深いのは、
正庵さんは、最大1組で6人程度収容の小さな宿ですが、
京都では、そんな個々の小さな宿泊施設を
いくつか集めて運営だけを受け持っている企業があるのだそうです。
これは魅力的な仕組みだと思いました。
同じ仕組みで、
山間部の空き家になった民家を宿泊施設にして
地域を活性化出来るんじゃないかと思っています。
オーナーは民家を1件だけ持っていればいい訳で、
それらの数を集めて運営するんですね。
この仕組みは以前から考えていたことなので、
実例が見付かったことは、
とても頼もしい出来事でした。
「 あこがれの人 」
っていうのは、自分には出来ないことを出来ているから
「 あこがれの人 」
なわけで!
ワタシ写真下手なんです。
学生時代の同じ下宿に
写真を専攻している1つ下の男がおりました。
2人で近くの公園に出掛けて
同じ場所
同じ時間
同じカメラで
同じものを撮って、
仕上がって来た写真の違いを見て以来、
もぅ~ 劣等感!
職業をいくつか変えてきて、
生活の安定 や 安全
みたいなものを優先して選んだことはないけど、
それでも、
やっぱり 「 ここまで 」 っていう線はあるんですね。
この人が 「 あこがれの人 」 な理由は、
そんな線をずっと通り越したところで生きているから。
なんだろうと思っています。
もう何冊も読んでいるけど、
軽快な文章も面白いから
ときどき 帰ってくる みたいに読みたくなるんですね。
今回は古本で、
1冊1円ずつ、合わせて2円。
送料は2冊で500円かかっているけど ・ ・ ・ 。
世界大会3位のバーテンダーさんの
オリジナルカクテル
奈良の地酒がベースだそうです。
22日、
建築家協会の奈良地域会の平成28年度通常総会に
和歌山地域会会長様の名代で来賓として出席しました。
記念講演の『 世界の駅 ・ 建築 ・ 旅 』
国鉄からJR西日本と社員として、
駅の設計などに携わってこられた中西稔氏のお話です。
その後の懇親会まで 『 なら100年会館 』 での開催でした。
7時半には終了予定だったので、
奈良で大学生をしている息子をホテルによんでおきました。
お宿は奈良ホテル。
そう言えば、
資本的にJRも関係している関係で
中西稔氏が改装に携わったというお話もありました。
奈良ホテルの 「 ザ・バー 」 のバーテンダー
世界大会3位の宮崎剛志さん。
( インターネット公開本人了解済 )
「 息子と一緒にちょっといいバーで飲む 」
いつか実現したかったことです。
先に息子を帰してからも、
私だけ残って少し飲み続けましたが、
他のお客さんや、バーテンダーさんたちから
随分羨ましがられたり、感心されたりしました。
さらに良い気分!
( ん? ブログ用に画質落としたら綺麗じゃなくなった ・ ・ ・ )
宮崎さんとの話も興味深くて、
元々バーテンダーを志した訳ではなくて、
たまたまホテルに就職して、
たまたまバーに配属になった。
のだそうです。
たまたま建設会社に就職して、
たまたま設計課に配属になった。
私と同じ!
そんな感じの方が上手く解ることもあるんですヨ!
ところで、奈良ホテルですが、
いつか泊まってみたかったんですけど、
和歌山と奈良の距離だと帰って来れてしまうから
なかなか泊まる機会ってないんですよね。
今回は懇親会でお酒が出ることが解っていたので
ちょうど良かったです。
日光金谷ホテル
箱根富士屋ホテル
この2つは以前に泊まっているので
今回の 奈良ホテルで
“ 日本3大クラシックホテル ” ( 諸説あり )
を制覇しました。
上手く予約をとったので安く泊まったけど、
宿泊代よりバーで払った金額の方が高かった ・ ・ ・ 。
イタイ!
こんなのもありかな!
という新しいパターンの 『 豆の会 』 。
4月14日、初めて屋外に出ました。
参加者少なかったけど ・ ・ ・ 。
赤い服の人、ボクじゃないよぅ!
全国平均を上回る強度もあって、
仕上げ材としてもとても美しい和歌山産の杉 ・ 桧。
山のことや、林業のことを考える機会を持ちたくて、
東濱口家が所有する山林を管理する(株)東濱植林さんにお願いして
常務の塩路さんのお話で現場で学ばせていただきました。
有田と日高の境界の山、
尾根を走る道路から南を見ると煙樹ヶ浜。
田舎で暮らしていても、
自然に囲まれた空気はまた違います。
木漏れ日もいいし!
広大な面積の山林をお持ちなので
環境省の大径木巨樹登録を受けた
“ 神が宿る ” ような木が7本あるのだとか。
こちらは、湧水。
この小さな流れが集まって広川になります。
東濱植林さんが管理する山林では、
常時10名が作業しているそうで ( 忙しい時期はもっとだそうですが ) 、
50年かけて育てたものを伐採するのですが、
とにかく木材の値が安い。
山は、里も海も守ってくれる仕組みなので、
もっと上手く経済がまわるようになることは、
ずっと言われ続けている課題ですね。
九州で大きな地震があって、
テレビの映像で観ていると色々と思うこともあるけど、
今の段階で軽々に適当なことを書きたくなくてやめていました。
が、
ちょっと気になるので書きます。
30分ほどまえです。
自分の体調が悪くて目まいしているのか
地面が揺れているのか、
おかしな感じがして
ぶら下がっているものを探して
部屋の中を見回したらクリップで留めている
スポットライトのコードが揺れているので
テレビをつけたら、
また大きな余震があったみたいです。
この震度の分布を見ると
周辺では本震よりも大きく揺れているみたいで、
地質的な関連がありそうです。
“ 中央構造線 ”
なんて言葉が浮かんできます。
それとは別に、
米子の同級生もFacebookで、
「 ゆれた 」 っていうコメントをだしていましたけど、
日本海側を通ったラインもあるみたいです。