CAOS=ひゅうまんすけぇる

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CAOS

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『 巧い 』 と 『 テクニシャン 』

2012-04-04 | 日記・エッセイ・コラム

 幕末とか

新選組とかはあまり興味のない時代で、

題材なので、

自分から選ぶことはありませんが、

たまたま家にあったので。

P1030886

 

 読んでみればよく出来た構成で

面白かったのですが、

特に興味ない題材の本はアイデンティティに関わるから

ここで紹介するつもりはなかったのですが、

最後の久世光彦氏による 『 解説 』 が気に掛かりました。

 

「 浅田の小説は巧い 」 と、

“ 巧い ” の字をあてていたのです。

 

 建築家協会で作品を発表したとき、

ある大学教授からの総評で

「 上野山さんの建築は、

 ( 中略 ) で、

 いわゆるテクニシャン 云々 」

と言われたことがあって、

この時の 『 テクニシャン 』 と浅田の 『 巧い 』 が、

言葉として私の中でリンクしてしましました。

( 同じ意味にとらえて良いかは解りませんが )

 

 建築家協会で言われた

『 テクニシャン 』 の受け止め方が解らなくて、

しばらく私の中で課題になっていました。

・ ・ ・ 今でも逃れられていないのだけれど。

 

 私なりの空間感の中での表現なので、

それでいいんじゃないか?

という思いの方が今は強くなっていますが、

ちょっとこだわってしましました。

コメント
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