CAOS
建築設計事務所カオスのホームページから
リンクしているブログをこちらに引っ越しました。
ホームページの作成ソフトの不具合で
直接リンクが設定できないために
OCNの古いブログを経由しての
アクセスになっています。
幕末とか
新選組とかはあまり興味のない時代で、
題材なので、
自分から選ぶことはありませんが、
たまたま家にあったので。
読んでみればよく出来た構成で
面白かったのですが、
特に興味ない題材の本はアイデンティティに関わるから
ここで紹介するつもりはなかったのですが、
最後の久世光彦氏による 『 解説 』 が気に掛かりました。
「 浅田の小説は巧い 」 と、
“ 巧い ” の字をあてていたのです。
建築家協会で作品を発表したとき、
ある大学教授からの総評で
「 上野山さんの建築は、
( 中略 ) で、
いわゆるテクニシャン 云々 」
と言われたことがあって、
この時の 『 テクニシャン 』 と浅田の 『 巧い 』 が、
言葉として私の中でリンクしてしましました。
( 同じ意味にとらえて良いかは解りませんが )
建築家協会で言われた
『 テクニシャン 』 の受け止め方が解らなくて、
しばらく私の中で課題になっていました。
・ ・ ・ 今でも逃れられていないのだけれど。
私なりの空間感の中での表現なので、
それでいいんじゃないか?
という思いの方が今は強くなっていますが、
ちょっとこだわってしましました。