有田川沿いの国道42号線。
保田橋から東に向かって走っていると、
遠く山並みの中に、相当な長さで、
竪にひっかかれたように地肌が見えている部分があります。
( この写真は宮原橋の上から撮ったけど )
大きな山崩れだと私は思っています。
初めて気づいてから10年以上経つので、
今は緑が戻ってきているようで
見た感じも随分薄れて来ていますが、
以前は大変なモノに感じられました。
なんとも、
何だか良く解らないけど、心惹かれるタイトルです。
著者が山崩れの持つ独特の魅力にひかれて
72歳の高齢をおして、
時には体力がままならず人に負ぶわれて
『 崩れ 』 を何カ所も見に行くドキュメンタリーです。
去年、山崩れで大きな被害が出たことが
まだまだ印象深いので、
これを “ 魅力的 ” とは言いにくいけど、
自然のチカラの大きさに魅かれるのも確かです。
おもしろく読みました。
今まで私が言ったことと同じことを書かれていたので、
本編とは関係ないけどご紹介。
「 家のない風景には清潔な美しさがある 」
日本の 「 うつくしい風景 」 って、
大抵どれも建物が入っていないんですね。
欧米の 「 うつくしい風景 」 には、
建物が普通に入っているのに。
これってどういうことかなぁ?
っていつも思います。
海南駅ホームの自動販売機。
愛媛ミカンのポンジュースが売られてる ・ ・ ・ 。
この駅の近くで和歌山ミカンのジョインジュース工場があるのに、
地元民としてはなんか残念な気がします。
しかも、ファンタグレープ より
カルピスウォーター より
みっくちゅじゅーちゅ より10円高い!
単位が大きすぎると頭の中が浮世離れして、
自分の周りでおきている問題なんて、
ど~でもいいことに思えてしまうんですけど、
人類が生まれるためには偶然の出来事が12あって、
その1番目が137億年前の宇宙の誕生からなので、
話は壮大です。
その中でごく最近になってからのことですが、
20万年ほど前に私たちの直接の祖先になる
『 ホモサピエンス 』 が登場します。
私たちの祖先の系列だけが進化して来たのではなくて、
他の系統に進化した人類もいたんですね。
( 例えばネアンデルタール人は
私たちの直接の祖先ではないらしい。 )
他の人類は現代まで生き残らずに、
『 ホモサピエンス 』 だけが生き残れた理由の1つに
“ おばあさん ” の存在があったのだそうです。
他の人類では “ おばあさん ” が見付かっていなくて、
『 ホモサピエンス 』 にだけ見付かっているから、
“ おばあさん ” の知恵を生かすことで
人口を増やして発展することにつながっただろうと言うんですね。
この説は、結構リアルな感じがします。
これが “ おじいさん ” だったら、
生き残るだけでも大変な環境で
見当ハズレな理屈をこねて若者を混乱させて
『 ホモサピエンス 』 を絶滅させていたかも知れない ・ ・ ・ 。
親子丼って、
家のごはんで出て来ても特に嬉しいほどでもないし、
外でわざわざ注文して食べることもないけど、
子供の頃から
親子丼つくる鍋がステキだと思っているんですね!
こんな感じで取っ手が真っ直ぐタテに付いたの!
インターネット通販でも全然高価ではないのを
色々売っているのを見付けたんですけど、
これを買って、
叱られない言い訳が思いつかないので断念しました。
読みにくかったなぁ ・ ・ ・ 。
幸田露伴も読みにくいと思うけど、
幸田露伴ほどじゃないけど、
幸田文も読みにくい ・ ・ ・ 。
この人のエッセイではそう感じたことないんですけど、
この小説は、
3分の2くらい読み進んでようやくリズムがつかめる感じでした。
吉永小百合さんと鶴瓶さんのあの映画の原作ですが、
ストーリーは随分 ( というか全く ) 違います。
市川崑監督がずっとずっと昔に
岸恵子さん ( カッコいい!) で映画化されていて、
そちらがほぼ原作通りのストーリーなんですね。
原作と山田洋次監督の映画との関係で、
「 モノづくりの発想ってこうなんだよなぁ! 」
という風には感じました。
何もないところからは発想できないから、
少しの切っ掛けから発想を広げて行って、
新しいのをつくり出す感じ。
『 煎り豆に花 』
文中に何度も出て来るこのことわざが解らなくて調べました。
奇跡的なことが起こることらしいです。