私の建物では完成してからも木の匂いがするのだそうです。
「 だそうです 」 って言うのは、
私の鼻は慣れてしまって鈍くなっているみたいで
言われなければ気付きにくくなっています。
これは残念と言えば残念!
今年に入ってすぐに 『 木 』 というタイトルの本を読みました。
幸田文さんのものです。
幸田文さんと白洲正子さんには共通するイメージがあります。
( よく知っている人には全く違うのかも知れませんが、
どことなく・なんとなく です。 )
驚いたことに白洲正子さんにもありました。
タイトル 『 木 』
切り離せないほど木に対する思いが似ていることも面白いです。
本の構成も似ていて面白い!
私たち人間とは比較できない永い年月を生きるものの
神秘性だったり、
そのことへの恐れ、尊敬。
そういったものが、この高い感性を持った2人の女性に
同じように響いたのだろうと感じます。
幸田さんの 『 木 』 を紹介したときに
こう書いたことが後々まで気になっていました。
--私たちが使う製材された木ではなくて、
地面に根をはって立っている生きた木のことです。--
それでは、私たちが使う製材された木は死んでいるのか?
これも生きているものとして私は使っているので、
違和感を感じながら他の表現が浮かばなくてこう書きました。
木は製材されてからも
山に立っていた永さだけ生き続けることが出来る。
それだけの力を持っているので、
私たちはその力が十分発揮されるように使ってあげたいのです。
チェ ・ ゲバラを知ってから
急激に興味深い国に思えたキューバ。
それまでのイメージは、
カストロとキューバ危機、それに葉巻。
(株) さきがけ の古川さんがフランスに行くということで
「 おみやげに免税店でタバコ買ってきてあげようか? 」
と言われたときに、
「 どうせならハバナ産の葉巻をよろしく。 」
と返事していました。
「 連れて行かれたおみやげ屋さんにあったから! 」
という理由でくれたフランスのカレンダーと、
免税店の葉巻。
写真でよく見るチャーチルの葉巻は
この Romeo Y Julieta のものらしいので、
銘柄は違うだろうと思いますが、
このメーカーはそりゃあきっと大変なものなのでしょう。
1本だけ吸ってみました。
美味しいし、それは豊かな香りです。
スキーで国体出たときの話書いたことありましたっけ?
・ ・ ・ ウソです!
鉢伏山の
何の変哲もないゲレンデで滑っていたはずが遭難して
夜もとっぷりと更けてロッジに帰り着いたときには
今まさに捜索隊を出そうとしていた。
スキーにはそれくらいのエピソードしか持っていない私です。
今日修学旅行から帰った息子は、
メインが信州でスキーでした。
並外れた運動音痴で、
私の遺伝子を受け継いだ息子であれば、
3日間楽しくない日を過ごすんじゃないか?
と思っていましたが、
聞けば 「 最初から上手く滑れた 」 と言う。
「 ターンしようと思ったら、
曲がり過ぎて逆に山のぼり始めたりせんかったか? 」
「 そんなこともあったけど! 」
「 自分の足が
どっち向いてるか解らんようなコケ方せんかったんか? 」
「 あった
あった! 」
本人の満足レベルの問題もありますが、
上手く滑れて楽しかったそうです。
ただの小心者と思っていたのが、
年齢なりにたくましくはなっているようです。
勤めていた頃、
何で自営業者は3分とか5分みたいな
ちょっとだけの遅刻して来るのか?
と思っていました。
そうなってみて解ったのは、
出かける準備している時に限ってくだらない電話が入る!
友達から借りていたDVDを返すので、
ついでにお茶でも飲もうと約束をしていました。
そろそろ出かけるかと準備しているところに
電話が入って、何だかんだ処理して出掛けましたが、
時間ギリギリで飛び出した感じでした。
お店に入って席につく瞬間思い出しました。
「 あっ!
DVD持ってない ・ ・ ・ 」
「 え~
ナニしに来たん? 」 と ・ ・ ・ 。
ショックでした。
電話のセイです!