今月の 『 茅の会 』 。
主宰の黒田さんがお留守で、
「 ゲストも決まっていないので、
雑談になってしまいますけど良いですか?」
と事前に連絡をもらっていて、
「 雑談でもいいですけど、
何かテーマは欲しいですね。 」
と答えたワ ・ タ ・ シ 。
「 それじゃ、上野山さん何か考えておいてください! 」
「 あれ? 」
ってなやり取りがありました。
たまたまですが、
ちょっと自分の中に気になることがあったのと、
最近読んだ角田光代さんのエッセーの内容がリンクして、
「 お金の話にしましょう! 」
ということになりました。
もちろん、私がお金について教えてあげましょう!
などということになるわけがなくて、
皆さんはどう考えますか?
ということで、
「 お金を払うときに、
何に対して払うか理解して払っていますか? 」
が主なテーマです。
ちょっと切っ掛けがあれば、
どんどん話が展開していくのが
最近の 『 茅の会 』 のパターンで、
沢山話しして、
結構楽しかったけど
「 こんな感じの内容でした。 」 って、今書けない ・ ・ ・ 。
普段、
議論するということがなかなかないので、
こんなことも良いんじゃないかな?
本日の
蒲公英工房さんのお庭からの風景。
色々考えるのに、
ホンットに写真の構図上手くならない ・ ・ ・ 。
建築の設計と、
着物の着付けは全く別の仕事ですが、
たまたま見たブログに書かれていた文章で、
自分が感じている仕事上おこる矛盾と
この人が書いていることが似ていると思って注目していて、
その後 『 豆の会 』 を始めるときに
まったく面識がなかった
着付けスタイル花衣 の山中さんに連絡して
初期メンバーとして参加してもらいました。
今月の 『 豆の会 』 でお話してもらった
パソコンショップこみりあ の我藤光臣さんは、
ヒョンなことで知って、
パソコンのことで電話では色々と相談していましたが、
お会いするのは今日が初めてでした。
以前電話で質問したことがありました。
「 電気屋さんでメーカーのパソコンを買うのと、
こみりあさんのようなお店でパソコンを組んでもらうのとは
どう違うんですか? 」
答えて曰く
「 メーカーのパソコンの方が見た目にスッキリすることがあるけど、
一つずつパーツを集めて組むパソコンは、
パーツそれぞれが市販の物なので、
不具合が出たらいつでも交換できるパーツがあるし、
必要なスペックのモノがつくれます。 」
詳細は違ったかも知れませんが、
だいたいそんな感じだったと思います。
建築の設計と、
パソコンを組むことは全く別の仕事だけど、
言っていることは私の建築についての考えと似てるな。
とそのときも感じたのでした。
建築でもパソコンでも
汎用部品で出来上がっていたら、
メーカーが部品の供給をやめても
違うメーカーのモノを使って
同じ機能に直してしまえるんですね。
今日の 『 豆の会 』 でお聞きしたことも、
今までメーカーのパソコンを使ってきたことが
とっても勿体ないことをしてきた感じがしました。
後半では、
実際にパソコンを組むのを実演してくれて、
パソコンってどういうものなのかがとても良く解った気がします。
解っている人と付き合っておけば、
パソコンなんて怖くない!
そんな感想でした。
来月の 『 豆の会 』 は、
アトリエクウ一級建築士事務所 島桐子さんのお話で
『 公共建築について想うこと 』
日時 :3月19日㈭ 13:00~15:00
場所 :有田川町地域交流センターALEC 第1研修室
参加費:500円(会場費として)
数字にピンときにくい私は、
その分を感覚で補っていたりするんですね。
( 感覚で補う? )
先日、サイフを失くしてクレジットカードを無効にしたので、
クルマのガソリンを現金で入れました。
3,000円分。
日頃はクレジットカードで30リットルずつ入れていますが、
以前ボタンを押し間違って3,000円分入れたときの記憶があって、
エンジンを掛けたときのフューエルメーターが
沢山上がったことに驚きました。
クレジットカードで数量で入れていると、
伝票の総額を見て単価が下がったことを実感しないけど、
金額で入れるとフューエルメーターが指す位置で
ガソリンの単価が下がったことを実感しました。
ガソリンは何十リットルも入れるので、
単価のわずかな差が総量では結構大きな差になるんですね。
建築の場合は数量の多い項目が沢山あるので、
その影響はもっと大きいです。
外壁材の面積が200㎡だったとして、
平米単価の差が1,000円だったら
総額20万円の差になってしまう。
こんな項目は、外壁だけではなくて、
床材だ、内装だと何項目もあるわけです。
悩んで悩んで、
夢だった流し台を1ランク下げて15万円安いのにしたけど、
実は他の場所では単価1,000円の差で
総額20万円の差になっていたりします。
建築をしていて、
この “ 単価 ” のマジック ( ? ) って、
怖いなぁ!
と思うのです。
もちろん、
建物の材料の選択は、、金額だけではなくて、
沢山の要素のバランスなので、
( そこには感覚的なことがとても重要で! )
簡単に言い切れることではないことを
書き添えておきます。
クルマで出掛けることが多いので、
あまり荷物の量を意識していませんが、
先週末のように電車のときは
少しでも減らしたいんですね。
「 旅行中です。 」
みたいなカバンもイヤだったので、
日頃仕事で使っているのに着替えだけ入れました。
いつも使っているお泊りセットもヘアムースもなし。
ありがたいことに、
スマートフォンを持つことでカメラを持たなくて良くなりました。
( 日頃スマホの写真で不便していませんが、
この写真を見て照明の反射がカメラほどリアルでないことを感じましたが。 )
今回はどちらにしても必要ありませんでしたが、
もっと本格的な旅行だとしても、
時刻表、地図、ホテルガイド、
どれも持つ必要がなくなったんですね。
荷物を減らすことを考えているときに気付きました。
「 文庫本を1冊持っていくから、
手帳やクロッキー帳持たなくても、
どうしても紙が必要になったときこれがある!」
シャープペン1本あればどうにかなります。
そんな風にしていくと、
1泊2日分の荷物の入ったカバンが
日頃の仕事のときによりも軽くなりました。
今読んでいる角田光代さんのエッセーで、
台所用品は色々便利そうなのが出ていて、
買ってみると確かに便利なのも多いけど、
結局その道具がなかったときの方法で
身体が動いてしまうので、使わないモノが多い。
余程よく考えてから買うようにしている。
そんなことが書かれていました。
私の中でタイミングが合ったので、
2つのことが上手くリンクしました。
暮らしでもお出かけのときでも同じなんですね。
「 あれば便利! 」
とか思ってしまっていることで、
余分なモノを持ってしまっているけど、
意外と不要なモノを沢山持ってしまっていて、
良く考えてシンプルにすると、
とっても軽くて楽になる!
土曜の朝、
「 JRの特急料金は、
普通の電車より早く着くという時間に対して
余分な金額を払うんだろうか?
それとも、
普通の電車より快適なことに支払うんだろうか? 」
などと考えながら、特急くろしおに乗っていました。
最初から解っている金額を出して乗っているのだから
別に文句はないけど!
向かった先は、天満天神繁昌亭。
昼の部で落語を聞きました。
とっても楽しい時間でした。
20代の頃、この近くのデザイン事務所に勤めていて、
この建物の向かいには、魚屋のおじいさんと
私より少し年上のとっても優しい娘さんがしている
小さな ・ 小さなお寿司屋さんがあったんですけど、
まったく風景が変わってしましましたね。
北浜に移動して、
少し早い時間から食事しましたが、
私の記憶では、
土曜日の北浜ってヒトのいないところだったと思うのですが、
今は、ヒトがいっぱいいて、
暗くなっても小さな子供がウロウロしていたりして、
随分様子が変わりました。
なんでも、
中国人の旅行者がビジネスホテルに泊まって、
コンビニに晩御飯の買い出しに来るのだそうです。
そのあおりで ( って、言い方は良くないか ・ ・ ・ ) 、
「 大阪で安いホテルなんて簡単に見付かるヮ! 」
って思っていたアテがはずれて、
適当なお宿が見付からなくて、
仕方なく、奈良の息子のアパートまで行って泊まりました。
泊めていただきました ・ ・ ・ 。
日本の事情も、世界の事情も時代とともに変わるんだ。
ということを身を持って知りました。
その前に、
以前は興味なかったけど、北浜って趣のある建物多いですね。
今日、日曜日は神戸に。
奈良で近鉄電車に乗ったら、
そのまま阪神電車の線路を使って神戸まで行けるって、
便利になりましたなぁ!
電車からの風景を見ながら考えたのですが、
あの震災のために、
20年よりも新しい建物で出来上がっている街なのに、
美しくない ・ ・ ・ 。
これってどういうことでしょう?
で、行った先は
竹中大工道具館。
これは美しい建物です。
なかなか興味深い展示で、
例えば、唐招提寺の枡組をこの位置で見ることは出来ませんが、
ここでは目の高さで実物大を見ることが出来ます。
建築を専攻している訳ではない息子にも楽しめたようです。
帰りは、
あの間接照明なのに、天井仕上げ材に反射して
光源のつなぎ目まで解ってしまう特急くろしおの
新型車両のなかで財布をなくしました。
JRに問い合わせても見付からなかったと連絡をもらったので
クレジットカードもキャッシュカードも止めて、
警察にも届を出してから田辺駅から電話がありました。
「 財布お預かりしています。 」
「 ・ ・ ・ 。 」