CAOS=ひゅうまんすけぇる

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形骸化

2012-04-12 | 日記・エッセイ・コラム

 モノが始まるときには、

そうなる理由があったはずなのですが、

理由の部分が風化して忘れられるのは自然なことのようです。

 

 テレビでアイドルの化粧法を評価していて、

まつ毛が短くて少ない人が

無理やりマスカラをつけていることを言っていました。

 

「 自然で美しいまつ毛のカタチは

 根元が太くて、先に行くほど細くなっていること。

 その1本1本が沢山集まって綺麗に見える。 」

 

 私、解らないながらに

時々思うことがあったんです。

「 なんでこんなに、

 まばらなまつ毛にダマダマに黒いのつけてるんやろう? 」

 

 テレビの人は

「 長いまつ毛が綺麗って誰が決めたんだ!

 まつ毛が少なくて短い人がムリする必要はない 」

とも言っていました。

みんながどうしているか?

より、その人が綺麗に見えることが大切ですからね!

 

 バラエティ番組の中でのことで、

たいそうに考えることはないけれど、

私は納得!

 

 建物の外壁で、

部分的に、ギザギザに

レンガ調のタイルを貼ってるのありますね。

早くからあれが気になっています。

 

 原型は、

レンガで積み上げた壁の表面に塗っていたシックイが

部分的に落ちて出来たものではなかったか?

だとしたら、

普通の外壁に

部分的にタイルを貼って表現するのはおかしくないか?

タイルの方が奥に入っているのが正解じゃないか?

 

 時代とともに形骸化することは自然なことで、

ある程度は仕方ないと思うのですが、

原型を忘れてウソになっているのは滑稽でしかないと

私は思うのです。

コメント (2)
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