というのは大変なことで、
寝つきの悪い私などの感覚では
『 質の良い眠り 』 となると、努力と才能が必要です。
「 草木も眠る丑三つ時 」
ってちょうど今頃を言うのだろうと思いますが、
( こんなん意識してしまったら、
急に開いてる窓の方見られなくなった )
ナイトキャップしてます。
強烈にお安いウイスキーを
今は付き合いなくなった人のお店で買った小振りなロックグラスで、
ワンフィンガーずつショットで喉を焼きながら、
眠くなるのを待つ感じです。
本当にお安いブラックニッカですが、
このお酒は美味しいですね。
このグラスで飲むと香りの具合も良くてさらに美味しい!
グラスも高級ではないんです。
( 母親は勝手に薬酒かなんか飲むのに使ってます )
高級ではないのですが、ちょっといい感じにできている。
ものづくりってそんなものだと思うのですね。
東欧に暮らしたときクルマの修理をよくたのまれて、
出来ないと答えると、
「 本当に日本人か? おまえ中国人じゃないのか? 」
と言われたというのを読んだことがあります。
当時東欧のクルマは作りが単純で、
お金もないからみんな自分で直していた。
優秀な車をつくれる日本人だったら
もっと簡単に直してしまうだろうということだったそうです。
「 日本のクルマは複雑で自分で直せないんだ 」
と説明したとか。
自宅の屋根が傷んだからと、
父が近所の器用な人にたのんで朝から修理してもらっていました。
私だったら業者に依頼するところですが、
これも、
プロでなくても古い家はちゃっと器用だと直せてしまうんですね。
最近の家はドンドン素人では修理できなくなっています。
工業製品の使用率と
修理の難易度は比例していると思いますが、
部品だけではなくて
生産自体が工業化された家はどんなことになっているのか?
( 生産? 製造? )
クルマの場合はガバッとはずして
部品交換できる率が高いですね。
建築も昔はそんな風になっていましたが、
最近のはなかなかそんなに簡単にはいかない。
一見傷みにくそうですが実はそうでもない工業製品を
沢山たっくさん使った建物は
やはり良くないと私は思うのです。
根性で克服しろ!
くらいの感じで思っていましたが、
上手く行くことと、行かないことがある気がして ・ ・ ・ 。
モノのついでで掛かり付けお医者さんと、
病院で禁煙治療する話をしました。
その病院では出来ないとのこと。
「 待合い室に灰皿置いてたら禁煙の治療できないんや! 」
法律で決まっているそうです。
ちょっと聞くと正しいような感じがしますが、
来る人はまだ禁煙できていない人なんですね。
「 1度灰皿なくしてみたことがあるけど、
観葉植物の鉢に吸い殻捨てられたりして大変だった。 」
のだそうです。
私の仕事でも、
法律がかえって良いモノづくりの邪魔をすることがあります。
“ 決まり ” でみんなを一並びにしようとすると、
どうしても矛盾が出ます。
灰皿の件もなぁんか可笑しな話やなぁ ・ ・ ・
と思うのです。
近江兄弟社の初めの社屋は、
元はヴォーリズが住んでいた住宅だったと記憶していますが、
ここの窓に掛かるカーテンは、
開いている状態を綺麗に見せるためのもので、
普通に考えるように閉めるには最初から布の量が足りません。
その場にいた係りの女性に尋ねたところでは、
「 カーテンは窓を美しく飾るためのもので、
必ずしも日本のようにキッチリと閉められるものとは
アメリカ人は考えていないようです。 」
との返事でした。
( 正しいことは私には解りません。 )
東京銀座に新しく出来たホテルが見たくて
先日泊まって来た人と今日話しました。
曰く、
「 場所柄外の景色は良くないのね。
だから
窓の手前で目線を止める工夫が必要だったと思うんだけど、
普通は遮光カーテンの外にレースがあると思うでしょう?
そのホテルでは逆になってるの!
それ程高くないビジネスホテルだから部屋も狭いの。
部屋から見るとレースを透かしてその向こうに
カーテンの真っ白な布地が見えるようになっているから、
このちょっとした距離が上手い奥行を演出してるのよ! 」
そのことと天井高さのバランスの演出で、
狭い部屋に圧迫感を感じない工夫が出来ているのだそうです。
広々とさせたいからと、
部屋に出っ張りを作らないことより、
ワザと障害物をつくった方が同じ寸法でも奥行き感が出て
広さを演出できることはよく体験します。
芝居の舞台で使う書割は、
これを非常に上手く利用したものだと思いますが、
カーテンでレースの透け加減を利用したこの演出。
私が見たわけではありませんが素晴らしい!
「 アメリカの人工衛星は太平洋上に落ちたみたい 」
というのをインターネットのニュースで見ましたが、
誰にも被害がなければいいですね。
水に落ちる瞬間 ジュッ とか音するんでしょうか?
「 人にあたる確率は3200分の1 」
と言われていましたが、単位は何なんだ?
同じものが3200回落ちてきたら1度は人にあたるのか?
地球表面の面積に対して人が占める面積なのか?
( そんな比率ではなさそうな気がするけど )
テレビでももっともらしく言うんだけど、
1/3200の意味が解らん!
エーゴと同じくらい
さんすう が苦手な私が言うのもなんですが ・ ・ ・ 。