福岡韓国語サポーター渡海(とうみ)主催の料理教室に参加させていただいた。
講師の西田先生が教えてくださる宮廷料理は本格的。下手に韓国で習うより、ホンモノを学べるのではないだろうか・・なにせ朝鮮王朝飲食技能保有者であられる無形文化財に指定された先生お二人に師事され、韓国の食文化を研究して40年近くになられるという。一つのことを極められ、かつ常に新しいことにもチャレンジされていて(Facebookも内容の濃い記事を頻繁にアップされている)とても素敵な先生。
この日のメニューは
黒ゴマ粥(フギムジャジュク)
豆腐膳(トゥブソン)
ウォルガチェ
栗茶食(パムタシク)
棗茶(テチュチャ)
宮廷料理なので赤くて辛い料理はありません
ウォルガとは韓国カボチャ(ホバ)の昔の言い方。糯米粉から作るフライパンで焼いたミニ餅と炒めた野菜類と牛肉を最後に和えるという、なかなか習う機会のない珍しい料理。 市販のトックは時間が経つと固くなってしまうけれど、このお餅は翌日でも柔らかくてもっちり美味しい!
最初に先生がすべての料理をデモンストレーションしてくださるので手順がよく理解できた。
滋養たっぷりの黒ゴマ粥の味付けは食卓で。
粟国の塩 or 喜界島の砂糖。
韓国にはカボチャ粥のように甘いお粥もあれば、反対に小豆粥は塩味だったり、いい意味で裏切られること多々あり・・
上の写真は先生作。
私たちの班は・・
固く練りすぎて先生にダメダシをいただいた(汗)
どうりで表面が平らにならないと思った・・(笑)
栗のお菓子に使った型
型抜きしたもの & 手で栗の形に成型したのもかわいい♪
どのお料理も素材の味がいかされた優しい味付けで、お腹もしっかり満たされて幸せなひとときだった。宮廷料理とまではいかなくても、日々の料理にも手間を惜しまず向き合えるようになりたいものだ。
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