ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/9日 梅雨の合間に訪れた恵那山。その3:黒井沢に沿って湿り気のある山道を野熊の池まで登る

2017-06-12 09:46:33 | 草花
恵那山の頂上まで至る道はいくつかあり、①西から至る昔からの前宮道、②北東の神坂峠道、③新しく開かれた最短の広河原道、そして④今回の黒井沢道となり、それぞれに特徴のある山歩きを楽しめます。

小生が恵那山に初めて来たのは今から40年近く前のことですが、それから何度も何度もこの山に通ってはいますが、主に使ったのはこの黒井沢道でした。
このコースは沢沿いを歩くので、飲料水については心強いものがありますし、やや湿地性の植物相が豊富なことからその変化を楽しめたからです。

この記事では今シリーズの一番植物相の豊かな部分をレポートすることになります。
丸太を横切る ↓

40年以前もこの場所で転がっていた大檜の倒木ですが、昔はこれを乗り越えて通りましたが、近年は電動のこぎりで切断して、その間を通れるようになりました。 自然に放置されて40年経ってやっと変化が見えて来ました。 材としての檜の頼もしさがよく判るような気がします。



初めのブナ ↓

この山ではブナの木の密度はそれほどのことはありませんが、最初に出会うのはいきなりの大木です。



ギンリョウソウ ↓




沢渡り ↓

ここでは黒井沢の上流を渡り返します。



ヤブニンジンか? ↓

セリ科の花が出て来ました。ヤブニンジンでしょうか。



ユキザサ ↓



ユキザサは花の最盛期でありました。



ヤマトユキザサ ↓

こちらは白くは咲かないユキザサです。



ズダヤクシュ ↓



道の両脇に湿った場所好みの花が出て来ました。



タチカメバソウ ↓

黒井沢を渡る所からぽつぽつと姿を見せてきていましたが、ここでは群落を作っていました。



サンカヨウ ↓

サンカヨウは花が終わって、青い実が出来ています。



エンレイソウ ↓

この道では二種類のエンレイソウに出会えます。まず始めは普通にエンレイソウです。



シロバナエンレイソウ ↓

次にシロバナエンレイソウが出て来ます。 上の種類とこの種類、いずれも花は終わっていました。



野熊の池 ↓

この日は体調が良くなくて、ここまで相当苦労してたどり着きました。休憩がてら軽く食事をとります。
コメント (4)
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