ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/16日 鳳来寺山(上)玖老勢峠から近づく:山裾から道迷いを経て、稜線の東海自然歩道に乗り上げるまで

2017-06-19 07:04:32 | 草花
16(金曜)日に、鳳来寺山を歩いて来ました。
この日も良い天気でしたが、遠くへの見通しは利きませんでした。

久しぶりで訪れた鳳来寺山には玖老勢(くろぜ)峠を経由して登って行こうと考えました。
これはイナモリソウの花が咲いているのではないかと期待していたからなのですが、残念ながら花の時季には遅かったので、全く花を見ることはできませんでした。

おまけに玖老勢峠までの途中で、道を取り違えてしまい、山中を強行突破というポカをやってしまいました。
そのために帰路では、本来はあの有名な長い石段を下りてくる予定でしたが、それを変更して、来た道を戻り、どこで迷ったのか確認するという、一番野暮な行程となりました。

今山行のレポートは上・中・下と3回に分けて行います。
位置図 ↓


行程図 ↓

道に迷った箇所も記してあります。

断面図 ↓

同じ道を往復していますが、道に迷った部分は帰路には通りませんでしたから、左右対称にはなっていません。



出発 ↓

この日は午前3時半起きして、車で走ってきました。歩き始めは午前6時でした。



旧電車道 ↓

山裾の平坦な広い道を歩いて行きます。ここは昔私鉄の線路があったところです。



ヨウシュヤマゴボウ ↓

外来の植物はこんなところにまで来ています。



ドクダミ ↓

旧電車道沿いで蔓延っています。



アカメガシワ ↓

道から少し離れた場所でアカメガシワが咲いています。



ウツギ ↓

旧電車道から離れて、山に近づいていきます。まだ車が通れるような広さの地道を歩く中に、ウツギの白い花を見ますが、もう花が草臥れています。



養蜂 ↓

道の左手で養蜂の場を見ていきます。



クララ ↓

まるで木を思わせるような大柄な草に育っています。



ヤマアジサイ ↓

ヤマアジサイは数少なく、ひっそりと咲いていました。雨が欲しそうです。



弁財天 ↓

窟屋に弁天様が祀られていますので、お参りしていきます。



林間の道 ↓

杉の植林帯を通って行きますが、枝が落ちていてやや歩きづらく感じました。



沢の支流 ↓

道に沢が交差してきますが、全く水気がありません。ここでも相当雨が来ていないようです。



炭焼き窯跡 ↓

もう、とっくの昔に行われなくなった窯跡ですね。



イワタバコ ↓

まだ若い艶々した葉っぱを見つけました。イワタバコの花は8月の初めころでしたね。
若い葉っぱを一枚頂き、食しました。(胃に良いという説があります。)



コナスビ ↓

コナスビは朝が早いのでまだ花が開き切らないものばかりがありましたが、この一輪はぱっちりとお目覚めしていました。
このあたりから、道を取り違えてしまったようで、林業の作業用の道を歩いてしまいました。
杉の植林が終わってしまうと、あとは自己責任で登ることになります。



強行突破中 ↓

羊歯が生える斜面を難儀して、クリアーしたりして、やっとのことで、広葉樹林帯に入って来ました。
稜線が近づいています。稜線上には東海自然歩道が通っているはずです。



キジョラン ↓

こんなところでキジョランを見かけます。アサギマダラの幼虫の食草ですね。この草の毒を身に溜めて、野鳥から食べられないようにすると聞いています。



東海自然歩道 ↓

稜線に乗り上げて、ほっと一安心です。やはりここを東海自然歩道が通っていて、これはいわば山道の舗装道路のようなものです。



シロバナニガナ ↓

後程、黄花の普通に見るニガナも出て来ます。



カエデの種 ↓

これはウリハダカエデでしょうか。見上げると特徴のあるプロペラがたくさん下がっています。
コメント (4)
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