ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/4日 三ツ瀬明神山を石楠花尾根から周回 6の2:長い道のりの岩稜帯を歩く。花はミヤマママコナを見ただけ。

2016-11-12 07:38:44 | 草花
南アルプスの大景観と紅葉の進み具合を見ることを目的にしてこの地に入ってきましたが、この高さからでは未だ、遠くの景色は見ることが出来ないし、紅葉の方も中腹から下はだいぶ遅れるようです。
早く高みに行かないと、ガスや雲が出てきて、遠くの眺めが悪くなりますので気が焦りますが、それにしても今回はコースの採り方が悪すぎました。(結果的には好展望が得られる馬の背岩までに、ノンストップで歩いて4時間15分も掛かってしまいました。)

今回の記事ではその長い岩稜帯をアップダウンを繰り返しながら、一般登山道と合流する鬼岩乗越の直前に行くところまでのレポートとなります。

常寒(とこさぶ)山 ↓

あの山には一度だけ行ったことがありますが、展望の利かない山でした。




坊ヶ峰 ↓

坊ヶ峰は浜松と豊橋の境目の県境稜線上にあり、本坂トンネルの500mほど北にある峰です。



岩の突起 ↓

この岩の突起も回り込みます。



岩上の道 ↓

その回り込む足場です。左下は切れ落ちています。



ヒカゲツツジ ↓

この場所にヒカゲツツジがあるということをインプットしておきます。花はGWのころとなります。



鞍掛山 ↓

鞍掛山は888mの高さを持つ山で、左側(南東方向)の宇連山と地続きになっています。



岩尾根 ↓

馬の背中状のこういう岩尾根を何度も渡っていきます。



ホソバシャクナゲ ↓

この尾根を別名「石楠花尾根」と呼びますが、このホソバシャクナゲの群生するところが何か所か出て来ます。花の時季はこれもGWの頃となります。



植林帯 ↓

植林帯もありますが、こんな山奥では伐り出しも苦労しそうです。材木の運搬はどうやるのか?



明神山の主峰と西峰 ↓

これからあそこを歩くことになります。主峰と西峰がこうやって見られるとはラッキーです。



平山明神山 ↓

少し先にこの山と同じ名前を持つ明神山(あちらは「平山明神山」と呼びます。)のドームが見えていて、その左(北西)に大鈴山も見えます。この位置関係ですので、今回山頂から見る眺めでは、平山明神山は大鈴山の山体と同化してしまって、どうしても見分けることが出来なくなってしまいます。



乳岩(これで「ちいわ」と読みます)の下降点 ↓

長い岩稜帯の一つの目安に着きました。小生は尾根を未だ、まっすぐ歩いていきます。



樹間に紅葉 ↓

たまにはこんな紅葉も現れて目を楽しませてくれます。



索条の残骸 ↓

先ほど植林帯のところで、こんなに山深いところの木は伐り出してどう運ぶのか考えてしまいましたが、その答えは、どうやら、索条を使って運ぶようです。



ミヤマママコナ ↓

花が咲かない時期でしたが、陽だまりにピンクの花がありました。この一度だけの出会いでした。



再び岩の渡り ↓

今度は「馬の背中」よりも幅広くて「象の背中」でしょうか。



灌木帯 ↓

あたりは背丈の低い灌木帯となりました。歩きながらとても清々しさを感じました。



大岩に着生欄 ↓

大きな岩があり、それ自体が切り立った断崖を作っているほどです。
その岩を回り込むようにして道がつけられていますが、やや日陰を成すような場所に野生ランが着生しています。マメヅタランとムギランの二種類であるようです。(近づけないので望遠撮影)



再び岩尾根 ↓

今度も広い面を持った大岩盤の上を歩きます。左側の立ち木ですが、こんなところで良く生きていますね。
コメント (6)
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