ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/30日 東三河の里山吉祥山を歩きました。 3の1:空模様が気がかりですが、とにかく歩き始める。

2016-11-05 07:49:45 | 草花
10月30日の日曜日に、雨生山の花を見ることにしていました。

花を見るには良く晴れた日が一番で、曇っていると花が開かないものもあります。とくに今回はリンドウの花を見たかったので、晴れていることは必須の条件でした。
しかし、このリンドウは微妙な花で、朝あまり早くいくと花が開いてくれませんので、午前11時頃に入山するのが一番良いのですが、その日は日曜日で、あまり遅く発つと、交通渋滞に巻き込まれます。
つまり、早いと花が開かない、遅いと渋滞に巻き込まれるという、矛盾する要素を抱えているわけです。

それを解消するために、今回は雨生山に入る前に吉祥山を歩いておこうという目論みをしました。

標高382メートルの吉祥山は、昔から炭や薪の原料供給源として、または山菜や木の実などをもたらす里山として親しまれて来ましたが、今はハイキングや小中学生たちの屋外学習の場としても親しまれています。

吉祥山の標高300m以上のところは自然環境保全地域に指定されていて、地質的に珍しい岩石の露頭があったり、椎の巨木林の自然植生が見られます。

※吉祥天女の祠(ほこら)について
 平安時代、吉祥山の中腹には東三河屈指の大寺院、今水寺(こんすいじ)がありました。
その奥の院として吉祥天女が山頂にまつられ、これが吉祥山の名前の由来となったそうです。
現在もその名残として、吉祥天女の祠が中腹にひっそりと残っています。

山頂からは大きく展望が開け、三河湾や奥三河の山々、その向こうには南アルプスの山並みと、富士山も見えます。

吉祥山の山行を三回に分けてレポートしていきます。

吉祥山の姿 ↓

これから後に登った雨生山から見た吉祥山の姿です。



行程図 ↓

駐車地点から時計回りで歩きました。



断面図 ↓

行程中はあまり凹凸の無い、殆んど登り一方の往きと、下り一方の帰り道があります。



本宮山 ↓

来る道すがら、豊川(とよがわ)を渡りながら素晴らしい眺めがあったので、車を止めて、写真を撮りました。ここから見る本宮山は秀麗な姿ですね。



鳳来寺山 ↓

空模様が思わしくなくて気がかりですが、そんな中、鳳来寺山も見えています。



吉祥山 ↓

奥の山がこれから歩く吉祥山で、長い尾根筋を右端から中央の尖り部分まで歩きます。



平尾山 ↓

標高は500メートル未満ですが豊橋市では一番高い山が見えています。



金沢橋 ↓

下を一級河川の豊川(とよがわ)が流れています。この橋の上からの本宮山の眺めが抜群でしたので車を止めたのです。



山麓着 ↓

交通渋滞に遭うことなく、登山口の駐車場に着きました。時刻は6時半で、ストレッチをしてから歩き始めます。



登山口 ↓

ここから山頂までは約2000メートルほどあるようで、100メートルごとの道端に白い杭が打たれています。



樹間の道 ↓

道は良く踏まれていて、迷う心配は全然感じません。



こんな標識 ↓

100メートルごとにこんな杭で知らせてくれますが、実際に歩いてみて、100mの感覚が随分長いと感じています。



鉄塔 ↓

この山を高圧電線が横切っていて、鉄塔には片道で3度出会います。



後方の眺め ↓

歩き始めから高度を50メートルほど上げた場所で後ろを振り返ると、少し展望が開けています。



とにかく進む ↓

天気が気がかりですが、とにかく樹間の道を進みます。



フユイチゴ ↓

フユイチゴにはもう実がつき始めました。



アキノタムラソウ ↓

アキノタムラソウがまだ咲き残っています。



ヤマノイモ ↓

こちらは翼果で、

ヤマノイモ ↓

こちらはむかごです。
コメント (4)
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