ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/3日 茶臼山 その3(茶臼山の最終記事):山を下りて茶臼山高原道路を歩き、駐車地点まで戻る。

2016-06-09 13:15:45 | 草花
(午前に続いてもう一つ記事を作ります。)

茶臼山の中腹を藪漕ぎを交えながら横断しています。
狙いはワラビ採りですが、なかなかそのお狩場が見つかりません。
結局ワラビは二つかみ程度の収穫に終わりました。

茶臼山の周回が終わり、舗装された茶臼山高原道路に来て、この道をおよそ2kmほど歩いて、車を置いた場所まで戻ることになりますが、道路沿いは、日当たりと風通しが良いので、いろいろな植物に出逢えそうな予感を持って行きます。

オタマジャクシ ↓

茶臼山高原のある施設の裏手に池があり、その池でオタマジャクシを見ました。もしかしたら・・・・



モリアオガエルの卵塊 ↓

先ほどのオタマジャクシはこのカエルのものではないでしょうか。
枝先に泡状のものがあり、その下には池の水面があります。



アワフキムシ ↓

同じ泡でもこちらはごく小さくて、しかも水の在処には依存していません。



ヤマハタザオ ↓
ヤマハタザオの地味な花も見つけました。



カキドオシ ↓

これも平地からの移入植物でしょうね。



プチ二見ヶ浦 ↓

芦沼池まで来ると、水の中に小さな二つの岩が並んでいました。



さらしもの ↓

池のほとりで、どういうことなのかブナの木の根が地中から出てしまっています。



ワサビ ↓

これも植栽ものでしょうが、今では管理する人が無く、野生化して居ます。



クリンソウ ↓

二つ並んだ池の矢筈池の方も歩いてみます。やや湿気の多いところでクリンソウが咲いています。



矢筈池 ↓

ここもすっかり観光地化されてしまい、こんな立派な回路が出来、池にはボートも浮かんでいます。



コンロンソウ ↓

池に流れ込む小さな流れの岸辺にコンロンソウが咲いていました。
これにて茶臼山高原の回遊も終わります。



茶臼山高原道路 ↓

舗装道路に出て、車を置いた場所まで歩いて戻ります。
さて、どんな植物が出てくるか・・・・・・



サルナシ ↓

これはサルナシの花の蕾のようです。



キブシ ↓

こちらはキブシの実です。



シロバナニガナ ↓

黄色のニガナは見てきましたが、白花は珍しかったので写真に収めます。



ミズキ ↓

横並びした花の塊はミズキでしょうね。



マユミ ↓

平地で見た花をまた見ることが出来ました。



ヤマグワ ↓

ヤマグワを見ました。この画には入りませんでしたが、下の方で桑らしい葉がありました。



フタリシズカ ↓

日当たりの良い場所で咲いていましたが、気温が冷涼ですのでそれでも良いのでしょうね。
平地では半日蔭くらいがちょうど良いみたいです。



コゴメウツギ ↓

今年になってから、この花の咲いたところを見ていなくて、いつも蕾の状態です。



駐車位置に戻る ↓

朝車を置いた「やまなみパーキング」に戻りました。ここから車にて面の木湿地まで移動します。
その湿地には初めて行きますので、どんなところなのか期待しています。
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6/3日 茶臼山 その2:愛知県側と長野県側の山頂に至る。長野県側は残念なことに・・・

2016-06-09 06:00:38 | 草花
茶臼山の西側尾根に乗り上げたら、尾根道を歩けば茶臼山の頂上はすぐのところにあります。
茶臼山には愛知県側の山頂と、少し離れて長野県側の鋼鉄製の展望台があります。
景色を眺めるのには長野県側の方が断然よいのですが、今回は鉄製の建造物が老朽化して危険とのことで使用不能になっていました。これは大変残念なことでした。

ツクバネソウ ↓

西側の稜線に着くと最初に目に入った植物はこのツクバネソウでした。



ズミ ↓

ズミは何度も出てきます。



メギ ↓

こんなところにメギが生えています。もう花は終わり青い実がついています。



トチバニンジン ↓

トチバニンジンも出てきました。普通は林床でよく目にするものなのですが・・・。



愛知県側の山頂 ↓

愛知県側の山頂に着きます。すぐ横に木製のウッドデッキ風の展望台があります。



三角点 ↓

山頂には二等三角点が設置されています。



萩太郎山 ↓

先ほど居た萩太郎山が目の前にあります。



三河の山々 ↓

萩太郎山の背後には奥三河の山々が連なります。



再びズミ ↓

長野県側の展望台を目指して稜線を歩きますと、盛んにズミの木が現れます。



長野県側の山頂展望台 ↓

木の間から鋼鉄製の展望台櫓が見えてきます。



立ち入り禁止 ↓

ここからの眺望を楽しみにしてきたのに、とても残念なことになっています。
自己責任ということで、「良い子は真似をしない」ことをやってしまいます。



恵那山の山群 ↓

ここでは、萩太郎山からは見えなかった山岳景観がありました。恵那山の山群が良く見えていますが、もう中央アルプスや南アルプスは見えなくなってしまいました。



恵那山 ↓


大川入山 ↓


蛇峠山 ↓

蛇峠山を見てから、山頂を後にして下って行きます。



雷岩 ↓

ここまで下ってから、これから先をどう歩くかちょっと迷いました。



ヤブレガサ ↓

しばらくは山道なりに下ることにして、のんびり歩いていきます。
ヤブレガサは葉を大きくしています。



ギンリョウソウ ↓

ギンリョウソウはここでも花一つだけで現れました。



ウマノアシガタ ↓

途中から藪漕ぎに入ります。笹藪の途切れたところでウマノアシガタが出てきました。



サワギク ↓

サワギクは未だ蕾でした。



ムラサキサギゴケ ↓

本来この場所にはないと思える花が出てきました。かつては牧草地として刈り払われていた場所かもしれません。



ミヤマハコベ ↓

足元に白い小さなものがあります。よく見るとミヤマハコベのようです。
コメント (4)
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