ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/7日 鳳来寺山 その6(最終記事):鳳来寺山本堂 鏡岩 勝岳不動を見て、石段を下り、車に戻る 

2016-06-18 06:59:39 | 草花
このシリーズの最終記事となりました。 今回の山行は野生ランの下見でしたが、ねらい目の野生ランは未だ蕾の状態でした。
そこでこの後、そう幾らも日が経たないうちにもう一度来て、花を見ることになります。
山行中、途中から雨に降られてしまい、傘を差しながら山の上り下りをしましたが、今思い返してみると全行程を通じて、ハイカーには会いませんでしたし、登山口で地元の人と話をした以外では人と会うことが全くありませんでした。
平日の雨降りでしたのでこういうことになりましたが、静かな山を満喫したことになります。

本堂まで ↓

雨の降る中を傘を差して、本堂に向かう広い参詣道を歩いていきます。



狛犬 ↓

今ではこういう面相の狛犬を見ることは少なくなりました。狛犬ですから神社--東照宮のものでしょうね。



鳳来寺本堂 ↓


広場のようなところに着きました。ここが一般の方が目的地とする鳳来寺山の本堂です。
建物は大きさはそこそこあるのですが、鉄筋コンクリート製で、由緒あるお寺さんとしては森厳さに欠けるような気がします。



杉にセッコク ↓

本堂前の広場から一段下がった場所から杉の木が立ち上がっていて、その枝にセッコクの花が咲いています。



急な石段 ↓

花探しの目的がありますので、本堂のあるこの場所を目的地とはせずに、さらに歩を進めます。
本堂左手から急な階段を登っていきます。



鏡岩の下 ↓

本堂の左背後にデンと聳える大岩壁があり、これを鏡岩と言います。 この岩にはセッコクやウチョウランが着生しているのですが、今回は視認できませんでした。




旧本堂改修中 ↓

なおも急な石段を登ると、古めかしい建物が、改修中となっています。これが旧本堂のようです。
今あるものと比べると随分小型ですが、こちらの方がありがたみがあるような気がしました。



急登に手摺付きの階段 ↓

旧本堂の左手に登山道がつけられていて、そこを進みますと、やがて鋼鉄製で手摺付きの階段が出て来ました。こういう階段をいくつかこなしていきます。



石塔 ↓

鋼鉄製の階段が尽きたところで右手を見上げると、やや大き目な石塔があります。



ここにもガンピ ↓

ガンピはこの山で、山頂の稜線周辺で、たくさん見ることが出来ました。



右手に岩壁 ↓

右手に岩壁がある場所を通ります。ウチョウランを探しますが見当たりませんでした。



勝岳不動 ↓

この手前でも右手岩壁のウチョウラン探しをしますが見つけ出せません。
ここまで来て、もと来た道で本堂のところまで引き返すことにします。



色の濃いササユリ ↓

本日見た中で一番赤みの強い花を見ました。



見納めのササユリ ↓


本堂の後ろ姿 ↓

本堂の屋根が見えるところまで戻って来ました。



ヤマユリ ↓

当地ではこれをホウライジユリ(鳳来寺百合)と呼びます。

本堂の前に降り立ち、もしかしたらブッポウソウの鳴き声が聞けるかもしれないので夕闇が迫るまで待とうかと思いましたが、雨降りですので、仮にコノハズクが居たとしても飛び回って鳴くことはない筈、と諦めて、この場所に見切りをつけます。

この後は久しぶりに参道の長い石段を下り、門前町まで下りてきて、そこからは一般道を歩いて車を駐めた場所まで歩きます。
相変わらず傘を差し続けた道中でした。 



歩行数 ↓

数字の割にはかなり疲れを拾いました。傘を差しながらの歩行は、いろいろな気遣いもあり、普段よりもエネルギーロスがあるのかもしれません。
コメント (6)
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