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ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

アツモリソウとオオサクラソウ:希少な花を見てきました。

2016-06-19 20:28:12 | 草花
この土曜日は梅雨の中休みで、天気もよさそうでしたので、かねてから気になっている花を見に行ってきました。
事前に山のお友達から花の在処を教えてもらって、準備万端整えて出掛けました。
しかし、肝心の体力が想像以上に落ちていて、花のところに、やっとたどり着き、そして、よろけ脚で何とか車を置いたところまで戻って来ました。

ちなみに全行程を通して、人に追い抜かされたことは数え切れませんでしたが、追い抜いたことは一度もありませんでした。
ここまで体力を落としていたのかと、愕然たる思いになりました。

オオサクラソウ ↓







オオサクラソウについては、だいぶ以前に白馬尻で見た記憶がありますが、もう一度見ておきたくてやってきました。



アツモリソウ(蕾) ↓







アツモリソウについては是非見ておきたくて・・・・言葉をかえればこの花を見るために出かけたようなものでした。
花には少し早かったようでしたが、一応みられるだけの姿になっていました。
小生はホテイアツモリソウとアツモリソウの区別がつけられなくて、事前にネットで調べたところ、花の大きさに差異があるということでしたので、メジャーを持参して、花の寸法を測ったところ、これはどうも小さい方のアツモリソウのようだと判りました。

以前南アルプスの北岳でこの花を見ていますが、あれはホテイアツモリソウではなかったのかと感じています。
コメント (6)
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6/11日 再び鳳来寺山 今の時季の花探訪 :三人の六つの目で探す野生ラン

2016-06-19 07:18:59 | 草花
6月7日の下見山行に続いて、本番の花めぐり山行は4日後のことになりました。
同じ山のレポートですので、このシリーズは5回で切り上げます。
京都の山ちゃんさんと、新城在住のこりんさんの三人でウチョウラン、セッコク探しの山旅をすることになりました。
その成果は6月12日の記事をご覧ください。

小生が体力を落としていて、歩くスピードが遅くなっていますので、一緒に歩いていたのでは皆さんに迷惑がかかるからと思い、今回は集合場所を鳳来寺山の山頂と定め、3人それぞれが、自分の好きなコースで近づくことにしました。

小生は北の玖老勢峠から、山ちゃんさんは真ん中の利修仙人コースを、そしてこりんさんはその南側を歩くことになっています。

歩行速度の遅い小生ですから早めにいつもの駐車場に着けましたが、そこにはなんと!!遠来の山ちゃんさんがすでに来ていました。
こうなると同行になりそうですが、その場合は”山ちゃんスピード”で歩かないと迷惑が掛かってしまいます。
最初の計画通りに別々のコースで歩いて山頂で再開しようかということを提案しましたが、折角の事だから一緒に歩こうということになりました。
そこで往きは小生のコース、復路は山ちゃんさんのコースを一緒に歩くことになりました。

位置 ↓

今回は希少植物保護のために行程図は割愛します。



断面図 ↓

二つ山がある理由は一度通った山頂に、もう一度登り返しているからです。



駐車場 ↓

朝の6時少し過ぎ、ここに着きました。駐車場に車が一台入っていましたので、「まさか!?・・・」と、思いながら車のナンバーを見ると京都ナンバーでしたのでびっくりしました。
もう山ちゃんさんが着いていたのです。



出発地点 ↓

それぞれ別のルートで登ることを想定していたのですが、この際は一緒に登ることに決めました。
玖老勢峠から登ることになり、山裾を回り込みます。



ウツボグサ ↓




ツルニチニチソウ ↓

山ちゃんさんと小生とでは花に対するスタンスが若干違っていて、小生は出逢った花は何度でも撮るようにしていますが、山ちゃんさんは、その季節のうちで同じ花が重複することを避けているように見受けられました。



弁財天 ↓




未だ広い山道 ↓

今のところは林業のトラックが入って来られそうな広い道が続いています。



イワタバコ ↓

沢の近くの湿った空気が滞留しているようで、イワタバコは活き活きとしています。



左は岩盤 ↓

左に30メートルほどの岩の壁があります。山ちゃんさんはこの壁に取付き野生ラン探しをしています。
小生もこの岩壁を樹木伝いに登ります。



ムギラン ↓

ここでの収穫はイワヒバと一緒に生育していたムギランでしたが、花がありません。



イチヤクソウ ↓

イチヤクソウは4日前の利修仙人コースで見ていますが、この道でも出て来ました。



ギンリョウソウ ↓

ここで見るギンリョウソウも群生はせずに”ひとりぼっち”で出て来ました。



炭焼きの窯跡 ↓

かつては炭焼きが行われていたようですが、そういう生業はいつごろから廃棄されたのでしょうね。



ツルアリドオシ ↓

このコースでもたびたび出て来ますので、お相手しないわけにはいきません。



コナスビ ↓

この花も上と同じ趣旨で向き合います。
コメント (4)
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