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沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【bozzo】こぢんまりした同窓会

2009-12-07 | memories
12月7日。月曜日。
師走の一週目終了。
すでにカウントダウンモード。

しかも絶好の行楽日和。
晴れ渡る空。張りつめた空気。

6日の日曜日はNAHAマラソン
去年の今頃は、58号線を行ったり来たりしていた。
あれから1年。今年はどんな大会だったのだろう。
もう、遠くを見つめる目になってる。

しかし、なぜか昨日は発熱。
一日寝込んでしまった。飲み過ぎたせいだろうか。

     ●

12月5日。土曜日。
飲み過ぎた原因は、
大学時代の友人が4人遊びに来たからだ。

こんなことでもないと集まらないだろうって、
沖縄から東京へ帰還した祝いと忘年兼ねて集った。
当初は7人参加の予定だったけど、
やはり年の瀬、仕事がうまく回らなかったり、
体調を悪くしたり…と、結局4人となった。

ま、それでも4人集まれば、昔話に花が咲く。

「何年ぶりに会ったんだ?」から始まって、
「最近、どうなの?」「子供いくつ?」と
生活主体の話題に終始。

個々の仕事がどう…とか、あいつはどうした…とか、
そういった込み入った話はまったくせず、
現実生活に追われている自分たちの話で盛り上がる。

…とは言いつつ、学生時代に連んでいた連中だから、
話はとりとめなく進行し、いつのまにか話題は大学のことに。

学生が減って、入試の倍率が低くなった…から始まって、
科目が細分化された…とか、施設が充実した…とか、
学生がやる気ない…とか、覇気がない…とか、
ま、実際に大学に出入りしているから出来る話。

その友人が最近バイクにはまっちゃって…と語った話が、なんとも目からウロコ。

反射神経など身の衰えを体感すべく中型免許を取得して、
サーキットでバイクを走らせるらしいのだが、

革のつなぎを着てフルフェイスで、レースでもやるのか?…と聞くと、
「いやいや、危ないから」やらない…という。

じゃ、サーキット限定でなぜ走るのか?…と聞くと、
「公道じゃ危ないから」いやだ…と。

ではサーキットでひたすら走るだけ?…と聞くと、
「そう、スキーみたいにひたすら走る」のが気持ちいいのだ…と。

ゲレンデに集うスキーヤーが滑降をただ繰り返すように、
その友人はサーキットに出かけ、ひたすらバイクを周回させるのだ…という。

スピードと一体化することで、
日頃の鬱憤を吹き飛ばす。

目的がはっきりしていて、理にかなっていて、見事な話だった。

ただ、あまりにも自分の思考から文脈がずれていて驚いた。
なるほど。そういった快楽の得方もあるんだな。

20年来の友人と集う。
そこにはやはり、言葉だけじゃない、
空気全体から和むものがある。

面白いもんだ。




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