#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【Jul_23】但馬最後の銭湯「京極湯」の記憶を記録に残したい。

2024-07-16 | SENTO
【京極湯】クラファン初挑戦!23日公開!

『京極湯』との出会いは2020年7月、
コロナ禍のSTAYHOME時にお忍びで豊岡に訪れ、
『Hostel_Act』に滞在したとき。


当時は92歳の母タツヱさんもまだご健在で、
風呂上がりに『京極湯』に22歳で嫁いだこと、
そのあと70年、番台でこの町の変化を見届けてきたこと、
コロナですっかり客足が遠のき、経営が大変だってことを伺いました。

その後、2021年春に竹野へ移住し、『だいかい文庫』の本棚オーナーとなり、
毎週のように店番のあと入浴。店主福井さんに豊岡の昔話を伺うことが楽しみでした。

アフロを飼うようになって、足が遠のいた2022年6月。タツヱさんは施設で息を引き取りました。

おひとりとなった店主福井さんを励ますべく、何度か足を運びましたが、
「無理がたたって膝を痛め、人工関節の手術をするからしばらく休業する」…と店主。
退院後直ぐ心臓の動悸で再入院。但馬最後の銭湯の復活を願うべく、
銭湯仲間との相談や、大阪「寿楽温泉」で薪ボイラーの教えを乞うたり、
継業された方々に銭湯経営の難しさを伺ったりしましたが、活路は見出せず。

そんな中での2023年12月、地域おこし協力隊の佐藤春華さんから【家史】の提案があり、
店主福井さんの承諾も得て、このプロジェクトは動き出しました。


敗戦後大阪の土地を奪われた福井家は、
再出発の地として人づてに豊岡『京極湯』の経営を引き継ぎます。
その後3代に亘り、町の変遷と共に『京極湯』は在り続けます。
復興期には10軒あった銭湯も、2010年からは但馬最後の銭湯として、家族で踏ん張ってきました。

その激動が刻み込まれた『京極湯』を写真と文章でまとめたのが、この『京極湯』家史です。

なんとかカタチにすべく、クラファンに初挑戦!
みなさんのご支援、何卒よろしくお願いします!

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