旅行、ときどき車弄り

「カテゴリ」から旅行の内訳に入れます。宿泊料は、@とあれば2名様です。妻の「ゆるみくじ」も随時UPしております。

「老いてからの長い旅は不幸」

2011年08月24日 | 海外旅行(内訳&その他)
古いイスラムの教えです。
たぶん巡礼の旅も指しているのかも知れません。

これ、本当ですね。昨年のイタリア、今年のイギリス・北欧で再認識しました。
3年くらい前までは身体も丈夫だったのですが今は駄目です。

☆ 気温が高いと歩けない
  若いうちは、日の長いEUでは歩きまくりました。今では無理です。
  歩く仕事をしていなければウォーミングアップは必須でしょう。
  市内観光はハイキングより疲れますね。足場が違いますから。


☆ トイレが近い。
  街歩き、バス移動、機内でも不便です。ビジネスクラスならトイレも空いているので
  解消できます。昼食にビールなど飲もうものなら大変なことになります。

☆ 食事が合わない
  炎天下の油コッテリ料理(その油質も悪い)、洋食、水などです。
  基礎体力が低下しているので、疲弊すると胃腸にきます。

☆ 疲労が溜まる
  疲れが抜け難いってことです。連日慣れていない歩行を繰り返しますから。
  安ホテルはベッドも固いですよ。日本のビジネスホテル以下です。

☆ ツアーは嫌
  私は、フリーかオーダーメイドが主体ですが金か手間が掛かります。
  ツアーでは他のお客との会話も必須となります。鬱陶しいですね。
  結婚式みたいに皆で並んで同じものを食べるのも嫌いです。収容所みたい。
  若いうちは馴染みやすいんですけどね。

今後はミャンマー・インド・台湾あたりを狙っていますが、大勢のツアーは避けたいところです。
コメント

北欧(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク)へツアーで行って来た3

2011年08月24日 | 海外旅行(内訳&その他)

フィンランドのヘルシンキに到着。市内観光後のPMはフリーです。

オールドマーケットホール 港のマーケットです。



 
ヘルシンキ大聖堂(1852年)。内部はシンプルでした。

 

 

 
テンペリアウキオ教会(1969年)新しい教会ですが、岩に囲まれていて珍しいです。




シベリウス公園です。後のパイプ群は、強い風が吹くと鳴るそうです。当日は残念ながら無風でした。

 
ウスペンスキー寺院(1868年)。名前でも分かるとおり正教会系です。イコンですし。





 
午後はフリーとなりました。郵便博物館へ。予想以上に楽しめました。



 
ヘルシンキ中央駅です。デパートで買い物もしました。赤いお店はムーミンSHOPです。


映画「かもめ食堂」のお店で夕飯を食べました。本日のお勧め「鳥のリゾット」は今一でしたがミートボールは美味しかったですよ。妻は豆のスープが美味しいと云っていました。



 
翌日は飛行機でデンマークへ移動です。ローゼンボー離宮(1634年)です。謁見の間や宝物は見応えがありました。




 








 
コペンハーゲンです。ゲフィオンの泉(1662年)は、人魚の像の近くにあります。人魚の像は顔もバストも、ちょっと私のような凡人にはどこが良いのか分かりませんでした。



 
アマリエンボー宮殿。ツアーでは外見観光のみでした。結局、フリータイムは別の所へ行ってしまいました。



ニューハウンです。メイン観光地ですね。

 


翌日は丸1日フリーなので、朝一で古都ロスキレへ国鉄で往復しました。コペンハーゲン中央駅前です。24時間オールゾーン券が130DKK(デンマーククローネ)でお得だったと思います。(切符が残っていましたので)

 



 




13時過ぎにコペンハーゲンに戻りました。市庁舎(1905年)です。しばらくしたら閉館しましたので、開館時間に注意が必要かと思います。
 
 
ストロイエ(ショッピングストリート)を通り教会の塔に登ります。





 
再びニューハウンへ戻ってきました。観光船は行列です。とっとと諦めて普通のフェリーに乗りました。




救世主教会に登ってから、その辺のファーストフードで遅い昼食です。






再び中央駅です。ホームに自転車が沢山。ノルウェーの駅でも見ましたね。

 
夕方からチボリ公園へ。








最終日はツアーで城を2ケ所見物して帰国です。まずは、クロンボー城。撮影禁止でした。内部は割と質素な感じ。





 
フレデリクスボー城。19世紀末に焼失再建。内部は宮殿並に豪華でした。庭の見学時間が無くて残念です。実に気持ち良さそう。

 









 

 



 
今回はフロム鉄道やフィヨルド観光があったので、ツアーの利用は便利でした。無駄な待ち時間が節約できます。反面、自由時間の制限がありますが前もって下調べして、夜やフリータイムで補完しました。

ツアー中、1回だけ朝にホテルを出てから12時過ぎまで一回もトイレ休憩が無いケースがありました。当然、皆騒ぎます。年配者は近いですからね。旅行会社も少しは考えるべきでしょう。

とにかく、ホテルが低レベルで参りましたが、最後のチボリホテルだけはマトモでした。相当JTBは儲けているでしょうね。1~2ケ所の滞在なら絶対にフリーがお得です。

短い日程しか休めなければ、私のお勧めはフィヨルド観光+フロム鉄道です。

追記

コメント

北欧(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク)へツアーで行って来た2

2011年08月24日 | 海外旅行(内訳&その他)

3日目は自由時間無しです。
ベルゲンからバス→ネーロイフィヨルド観光→フロム鉄道→普通の指定席電車→オスロ深夜着

ヴォスで休憩です。この教会は閉まっていました。半端な休憩時間って観光は出来ないし行くとこないしで非効率です。ツアーの欠点ですね。



 
車でスタルハイム渓谷を走ります。水があればフィヨルドですね。

 
グドバンゲンからフィヨルド観光船に乗ります。本ツアーの"目玉"です。雨の予報でしたが海外旅行では驚異的な晴れ男ですので、日差しが差す程度まで持ち直しました。



 





 




本当に雨が上がって良かったです。フロム駅です。ここからフロム鉄道に乗ります。本ツアー2番目の"目玉"です。

 
 



途中、ヒョース滝で停車し、滝を見物します。ドレスを着た女性が滝の中程に出てきましたね(右上の赤いのです)。歌ったんだっけな・・・


ミルダール駅です。ここからベルゲン急行(2枚目の真っ赤な車両)に乗り換えます。船や鉄道の手配はツアーが楽です。


除雪車も渋いです。左の赤いのがプロペラ?です。景色は殺伐としています。
  

4日目は、オスロ観光して飛行機でストックホルムへ向かいます。フログネル公園。うーん、他に行くとこないのかな。



 
ヴァイキング船博物館。船は本物の800年代のヴァイキング船です。船底が非常に浅いです。






国立美術館です。誰もが見たことがある絵も多かったですね。これはムンクですね。
 
 
 
街中です。



 
ストックホルムのホテル到着は夕刻となりました。このツアーは80万近くの費用にも関わらず、酷いホテルばかりでした。タオルはバス用しかないし湯沸しも冷蔵庫も無いような安宿ばかりです。

夕食は速攻で済ませて、夜のガムラスタン(旧市街)へフリーで出撃です。ホテルは市内ではないので国鉄での移動となりました。白夜の国ですから9時過ぎくらいまでは薄明るいんですよね。同じツアーで夜のガムラスタンへ出掛けたのは我々だけでした。

駅を降りて左の橋を渡ればガムラスタンです。



 
ここが最も古い商店街、シェップマンガータンです。「地球の歩き方」のお勧めコースを走破し土産を購入して23時頃に帰投しました。治安も良いし涼しくてノンビリ歩きには最高です。










翌日は、ストックホルム見物です。市庁舎は1923年完。ノーベル賞でよくTVに映ります。





 



 
モザイクなのです。


王宮を経てガムラスタンへ向かいます。ちょっと歩いただけで自由行動は僅か20分。教会2ヶ所でお終いです。前日に来ておいて良かったです。

 

 

 
大聖堂は13世紀のもの。



 
ドイツ教会(1648年完)。








ドロットニングホルム宮殿です(1662~1756年完)。内部は撮影禁止でした。驚く程の豪華さはなかったですね。ただ、水と緑に囲まれた景観は素晴しいです。


タリンク・シリヤラインでフィンランドのヘルシンキを目指します。狭い船室で驚きました。一番安い部屋だな。JTBボリ過ぎ。
 




前半戦で我々の旅行目的は全て終了してしまいました。今考えてもこの後はオマケのようなものでしたね。

後編へ続く

コメント

北欧(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク)へツアーで行って来た1

2011年08月24日 | 海外旅行(内訳&その他)

妻の仕事に合わせてお盆に行って来ました。
日程・行先・ツアー選択は妻で、現地フリーは私の担当です。

JTBの10日間ツアーで、「自由行動も楽しむ 北欧4ケ国周遊10」という奴です。この手の周遊ツアーを短い日程で自分で組み立てるのは困難なのです。
お盆で割高な¥489,900+ビジネスクラス¥280,000です。二人合わせて154万円、過去NO1の高額ツアーです。

ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマークを回りました。
最高気温24℃最低10℃でしたので涼しく疲労は溜まりませんでした。

最初に個人的な感想を述べます。
「北欧の宮殿は地味!教会はプロテスタント系で地味!」
「フィヨルドは気持ち良い!」
「景観はフロム鉄道よりユングフラウ鉄道」
「治安が良い」
そして
「お盆の海外旅行は避けたいと実感した」
「チャーター便のビジネスクラスは避けたい」

さて、まず成田ですが混んでました。8/13発ですから当然ですね。
この画像はノルウェーです。スーツケースの回収でターンテーブルに張り付くのは素人の証明です。
ちょっと離れて回収するときだけテーブルに寄るのが常識です。

機内では読書灯も点けずに本を読み、トイレは10分も出て来ません。普通はビジネスクラスのトイレは
同顧客しか使えないのですが、JTBチャーター便なので我慢できない年寄りが大挙して流れて来ました。

北欧は年配者&経験が少ない方が多いようでした。私のツアーは全26名、我々より若い方は僅か4名です。
JTBのチャーター便ですから他の方は北欧の「フリー無し食事付のお仕立ツアー」です。

ツアーですから皆さんと会話しましたが、私より経験が多い方もいらっしゃいました。60ケ国訪問とか。
しかし食事観光付ツアーばかりなようでした。歳を取ると億劫になりますからね。

ノルウェーのベルゲン到着は夕刻です。この日はフリーなので、フロイエン山にケーブルカーで登りました。



 
次に、ブリッゲン(13~16世紀)の見学です。翌日のツアーでの観光コースですが、慌しいのでフリーでじっくり見学です。実際、ツアーは駆け足でしたね。



 


市場を見学して、トッピングサンド(蟹・小海老・サーモンにしてみた)とビールを夕食にしました。サーモン以外は北海道の勝ちかな。



 
翌日、ツアーの包括観光は、上記ブリッゲンから始まりました。ハンザ博物館です。港で働く者は、この引き戸の中に寝ていたそうです。

 

この後フリーになったので、ローセンクランツの塔(1560年)へ登りました。



時間が余ったので散歩してから、ベルゲン博物館へ寄りました。茶色の塔はヨハネス教会ですが閉まっていました。この前には古い線路が残っていました。


 



中編へ続く

コメント