気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

"Butler(バトラー)(GreyOrange)"とは

2017-02-16 23:47:29 | ロボット

インドのロボットベンチャー「GreyOrange」(→http://www.greyorange.com/)が開発した自動搬送ロボットです。

このロボットは、倉庫内の棚を出荷作業場へ自動搬送します。このロボットを利用することにより、倉庫内の作業者が商品のピッキングのために歩く時間を省くことができ、ピッキング作業者1人・1時間当たり最低で360アイテムをピッキングできるそうで、生産性の向上に寄与できるようです。

GreyOrangeは、昨年(2016年)1月27日に、日本の物流ソリューションスタートアップ企業の「GROUND」(注:社長は元楽天物流社長の宮田啓友氏)と資本業務提携し、日本進出を図ると発表しました。日本市場における販売は、GROUNDが取り扱うようです。GROUNDは、アビームコンサルティングとも提携し、物流施設、ECを中心とした企業、3PL企業での利用を見込んでいるようです。

ニトリホールディングスは、2017年1月25日に、このロボットを大阪市茨木市のネット通販発送センターへ導入すると発表しています。バトラーの日本での採用は、これが初めてのようです。

GreyOrangeのGROUNDとの資本業務提携のプレスリリース(2016.1.27)のサイトは、http://www.ecologi.net/pressrelease/g160127.htmlです。

また、GROUNDの報道発表資料(2017.1.27)のサイトは、http://www.groundinc.co.jp/assets/images/news/i_news_01.pdfです。

ニトリグループのホームロジスティクスのバトラー導入のニュースリリース(2017.1.25)のサイトは、http://www.homelogi.co.jp/news/_butler.htmlです。


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"EX-word RISE XDR-B10(カシオ計算機)"とは

2017-02-14 23:50:47 | PC・カメラ・他デジタル機器

カシオ計算機が2017年2月24日に発売予定の英会話学習機です。タッチ操作に対応しタブレットのように利用できる他、スライド式のキーボードを搭載しているため机の上に置いて電子辞書のように使用することもできます。

学習目的に合ったコンテンツを選択し学習の進捗状況を確認できるようになっています。また、英語の文章の発音を採点して評価する機能も備えているようです。「発音トレーニング」など40コンテンツが収録されています。

タッチパネル部の面積が横 117.0 × 縦 66.1mm(5.3型)、液晶表示部の面積が横 107.0 × 縦 66.1mm(5.0型)となっています。

さらに本体のサイズは幅155.0×奥行92.0×高さ15.3mm(キーボード収納時)、重さは約260gです。

オープン価格ですが、3万2000円前後(税抜)と想定されています。また、同時期に発売されるもので、国語辞典を含む120コンテンツを収録した「XDR-B20」は4万2000円前後(税抜)と想定されています。

ニュースリリース(2017.1.24)のサイトは、http://www.casio.co.jp/release/2017/0124_rise/です。


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"HIGH SPEED EXILIM EX-ZR1800(カシオ計算機)"とは

2017-02-13 23:56:00 | PC・カメラ・他デジタル機器

カシオ計算機が2017年2月24日に発売予定のコンパクト型デジタルカメラです。有効画素数は1610万、光学18倍ズームレンズを採用しています。

「スポーツの『見せ場』をドラマチックに撮影できるハイスピードデジタルカメラ」といったフレーズが付けられています。

ハイスピード撮影技術が搭載されており、それによってスポーツシーンなどを動画で撮影すると、動画を再生する際スローで見たいようなシーンでムービーボタンを押すと、その前後だけをスローモーションで再生させることができるようになっている点が特徴です。

撮影した動画はスマホへ自動送信でき交流サイトで簡単に共有することができるようです。

本体サイズは108.3×61.5×28~33.6mm、重さは約242g(電池、メモリーカードを含む)となっています。

オープン価格ですが、店頭では3万6500円(税別)と想定されています。

ニュースリリース(2017.2.9)のサイトは、http://www.casio.co.jp/release/2017/0209_ex-zr1800/です。


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"LUMIX GF9(パナソニック)"とは

2017-02-12 23:01:25 | PC・カメラ・他デジタル機器

パナソニックが2017年1月19日に発売した小型のディジタルミラーレス一眼カメラです。LUMIX GF7(2015年2月発売)の後継機種とのことです。有効画素数は1600万です。

「スタイリッシュなコンパクトボディに『4Kフォト』を搭載」、「新しい『4Kセルフィー』で自分撮りをさらに楽しく」といったフレーズが付けられています。

パナソニック独自の『4Kフォト』機能を搭載し、自分撮りにも対応しているようです。

本体のサイズは106.5 × 64.6 × 33.3mm(突起部除く)、重さは約269g(バッテリー、メモリーカード含む)あるいは約239g(本体のみ)となっています。

オープン価格ですが、ダブルレンズキット(DC-GF9W)で、9万円前後(税別)と想定されています。

プレスリリース(2017.1.6)のサイトは、http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/01/jn170106-1/jn170106-1.htmlです。


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"感情AI"とは

2017-02-11 23:46:16 | AI(人工知能)

人間の感情を推定あるいは認識できるAI(人工知能)のことです。

数100万人の顔写真をコンピュータで読み取り、読み取った時の表情と感情との関係を機械学習しつつデータベースに蓄積します。蓄積されたデータベース上の表情と感情の対応関係と照合させることにより、人間の感情を推定する仕組みです。

感情AIを手掛ける代表的な企業として、米国ベンチャーの「アフェクティバ(※1)」や同じく米ベンチャーの「エモティエント(※2)」などが知られているようです。

※1 ”Affectiva”と綴ります。 https://www.affectiva.jp/aboutus

※2 ”Emotient”と綴ります。2016年1月にアップルが買収しているようです。https://www.bloomberg.com/news/articles/2016-01-07/apple-buys-startup-that-sees-what-s-behind-your-smile?leadSource=uverify%20wall

米アフェクティバの仕組みでは、1つの顔写真から20個の表情を認識し、予め用意された8つの感情の最も適したものへ対応づけてデータベース化されるようです。

感情AIのビジネス応用も展開されつつあります。例えば、人の世話をするロボットに感情AIを搭載し、ロボットに搭載のカメラで世話対象の人間の顔写真を撮影し、推定・認識した感情にふさわしい世話をする、などです。

また、感情にターゲティングした動画広告の最適化なども行われつつあるようです。「感情マーケティング」といった言葉も使われ始めています。


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"IT-G400(カシオ計算機)"とは

2017-02-10 23:54:06 | スマホ・モバイル機器

カシオ計算機が2017年の6月に発売予定のハンディターミナルで、米GoogleのOS「Android6.0」を搭載するとともにGoogle MapsやGmailなど当社の各種サービスを利用できるようです。

従来の用途であったバーコードや2次元コードの読み取りによる検品などに加え、地図の検索やメールの送受信も可能とのことです。訪問先を地図で調べたり、業務の報告をメールで送信したりできます。

また、「様々な現場に対応できる耐落下性能や見やすい大画面を搭載」といったフレーズもつけられています。高さ1.5mから落としても壊れることがなく、液晶画面のサイズは5型と大き目になっています。

無線LANを搭載しないモデル(IT-G400-C21M)と搭載するモデル(IT-G400-WC21M)の2機種が発売されます。

オープン価格ですが、無線LAN搭載モデルで15万円前後(税抜)と想定されています。

ニュースリリース(2017.2.2)のサイトは、http://www.casio.co.jp/release/2017/0202_it-g400/です。


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"LPWA"とは

2017-02-08 23:29:17 | モバイル・ワイヤレス通信技術/サービス

”Low Power,Wide Area”の頭文字をとったものです。低電力(Bluetooth LEやZigbee相当)で、かつ基地局あたり携帯電話回線並みの広いエリア(約100m~10km超)をカバーする、IoT向け無線通信技術の総称です。

消費電力とエリアの組み合わせでLPWAに相当する無線通信規格は、これまで存在しませんでした。

日本において導入の動きのある規格として「LoRaアライアンス(※)」が策定した「LoRaWAN」が知られています。免許の不要な周波数帯電波を利用し、技術仕様がオープンであることから、多くの企業がこの規格に対応したモジュールやセンサー、基地局を提供しているようです。例えば、ソフトバンク、ソラコム、NTT西日本などです。

海外においては、仏シグフォックス、米アンジェヌなどが開発を進めているようです。

※ 米国のファブレス半導体メーカー大手「SEMTECH」(https://www.semtech.com/company)を中心に2015年に設立された業界団体で、IBMやZTE、仏Orangeなどがスポンサー企業として参加しています。"LoRa"というネーミングは、Long Range(長距離)から来ているようです。


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"Amazon Alexa(米アマゾン)"とは

2017-02-07 23:42:49 | ソフトウェア技術・サービス・SNS

米アマゾンが提供する音声認識技術で、「音声対話」を基本とする次代のユーザーインターフェースになる可能性を秘めているようです。

アマゾンは、2015年秋に、Alexa対応製品の第一弾として「Amazon Echo」を発売しています。これは、音声認識エンジンを内蔵したスピーカーで、「Alexa(アレクサ)」と呼びかけると、音楽を流したり、天気を教えてくれたりするようです。

アマゾンでは、早くからAlexaの音声認識技術を利用するためのAPIを外部の開発者へ提供していたため、直近の「CES(Consumer Electronics Show)2017」(2017.1.5~8開催)では、家電、自動車、IoTなど種々の分野でAlexaと連携した製品の展示や講演が行われていたようです。

去る2016年6月2日の”AWS Summit Tokyo 2016”でも、「AVS(Alexa Voice Service)」のシニアエバンジェリスト、Amit Jotwani氏によってAlexaの解説がされたようです(※)。

※ 開催報告のサイトは、https://aws.amazon.com/jp/summit2016-report/です。


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