気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“えきからメーカー(ファン・タップ)”とは

2014-12-07 23:51:11 | IT環境・利用スタイル

ソフト開発ベンチャーのファン・タップが、2014年11月28日に配信を開始した、店舗運営者や不動産事業者等への提供を狙いとしたナビゲーション作成アプリです。iPhoneおよびアンドロイド搭載スマホのいずれにも対応しています。

このアプリは、駅から自分の店舗までの道案内をしたいお店(飲食店、美容院など)や不動産事業者などによる利用が想定されています。

これらのお店や事業者では、このアプリをスマホにインストールする(注:無料)と、クラウド上へ道案内の際に目印となる場所の写真、道案内の説明文、さらに自分の店の位置情報(GPS)などを登録できるようです。道案内の機能はお店や事業者のスマホ向けサイト上に公開できるようです。ここで、サイトへ公開するための料金は300円/サイトとのことです。

店舗へ向かう利用者は、お店のサイトを開き、道案内機能を利用すると、目的のお店や事業者などへ、音声(説明)と写真で案内をしてもらえることになります。音声は、日本語が提供されているようですが、オプションとして、英語や中国語、タイ語など12カ国語が可能となるようです。

ニュースリリース(2014.11.28)のサイトは、http://www.funtap.co.jp/news/2014/1128.htmlです。


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“オープンデータ”とは

2013-12-13 23:43:07 | IT環境・利用スタイル

政府、地方自治体、公共交通機関などが持つ公共データ(地理空間データ、防災・減災データ、調達データや統計データなど)を、誰もが利用しやすい形に公開したものです。

このデータは、誰もが利用でき、それに自由にアクセスできること、再利用や再配布ができること、などが条件となっているようです。

このようなデータの例としては、例えば、「東京の電車・バスの運行情報」をスマホに提供するものなどがあります。「YRPユビキタス・ネットワーキング研究所」(2002年1月設立、所長:坂村 健)では、このデータを利用する実証実験を2013年12月から始めるようです。

また、福井県鯖江市では、自治体が持つデータを利用し、トイレの位置や消火栓の位置などを表示するアプリなどを提供しているようです。一般からのアプリも公募しているとのことです。

2012年のロンドン五輪の際も、この種のデータが利用されたようで、2020年の東京五輪での活用も意識されているようです。


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“BYOD(ビーワイオーディー)”とは

2012-03-28 23:51:20 | IT環境・利用スタイル

Bring Your Own Deviceの略です。自分の飲み物を持ちこませるBYOB(Bring Your Own Bottle/Booze/Beer)という言葉をもじって作られたようです。

即ち、社員がスマートフォンやPCなど私物の端末を会社に持ち込んで情報システムにつないで業務として使用できるようにすることを指しています。

企業側としては端末導入コストを削減できること、社員としては使い勝手のよい自分の端末を業務に使用できること、などのメリットがあります。さらに、在宅勤務やBCP(事業継続計画)整備の点にも効果がありそうです。

導入に当たっては、情報漏えい対策、ウイスル対策、端末認証や紛失・盗難時の対応、通信費用の個人との分担の扱いなど、運用面の課題が考えられ、それをどのように克服するかが鍵となりそうです。


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