老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

三女夫婦と共に

2014-04-27 14:00:41 | 

  

昨日三女夫婦と共に中央道を1時間半ほど行った処にある長坂インターを下り、北に上った小海線の甲斐大泉の駅の近くにある去年まで私名義の土地であった場所を見に行った。此処は義母が昭和56年亡くなったその後に買った土地で家を建てる事は出来なかったけれど、夫を会社に送ったその足で中央高速道をひた走り、その土地にコスモスを綺麗に咲かせたり、大根や花豆を作り、持ち帰り大根を干したくあんを作ったり、煮豆を作ったりした昔を思い出す土地である。その隣に従妹の家があったので何かと便利であったが必ず日帰りで暗くなってから高速道路を飛ばして帰ってきたものであった。
去年、私も歳を取り身辺をすっきりさせたいとこの土地を一番若く利用価値があるだろうと思われる三女夫婦に譲ったのである。最後に自分の土地であったところを見たいとの思い、又自分の土地になった場所を見に行きたいとの思いから今回3人で行く事になったのであった。
運転は勿論若い二人。私は後部座席でこれまでは運転中故周囲の景色をゆっくり眺める事が出来なかったけれど、今回は遠くに連なる山々、新緑に彩られた緑一杯の景色を思う存分見る事が出来た。「日本って此処9年の間に行った外国のどの国よりも緑が多く素晴らしい景色なんだな~」とつくづく思いながら飽きずに眺めていた。
暫くぶりで見た130坪の土地は枯れた笹で覆われていたし、昔作った花豆の鉄柱は錆びてそのまま立っている。でもクルミの木もあるし秋になればもみじの木があるので紅葉が素敵なのである。標高1000メートルほどの高さであるから夏は涼しい。今は無理でもその内何とか小さい家でも建てて東京と往き来してくれたら良いな~と思っている。でもその頃私はこの世にはいないであろう。

昨日の目的のもう一つはある施設を見学する事であった。2万平米の物凄く広い土地その中に建つ建物、まだ小さい苗ではあるけれど一杯植えられた八重桜の木、見るものすべてが素晴らしく驚きであった。此処で1時間半位の時を過ごした。
東京近辺はもうとっくに桜は終わっているが、此処は標高が高いのかソメイヨシノや八重桜がまだ咲いていて綺麗、私を喜ばせてくれた。

午前は三女の教室授業があるので出掛けたのは1時頃であった。見る予定を終えたのが5時近く、まだ明るい。私はもう何回も行っているけれど、もっと北に上った高原ライン(小淵沢~清里)の途中にある清泉寮にゆこうという事になった。何時もは大勢の人でごった返しているが今回は遅くもあるし殆ど人はおらず閑散としていた。美味しいアイスクリームを食べたかったがその前に他で食べてしまったので止め、買い物などし帰途に就いた。
土曜日であるし普通なら帰途の車で渋滞する筈なのに全く混まずすいすい、途中で暗くなり始めお腹も空いて来たので談合坂サービスエリアで夕食をし三女の家に帰りついたのは9時頃だった。
暫くゆっくりし置いてあった自分の車で10時半頃帰宅した。昔を懐かしみながらの愉しい一日であった。