老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

我が身にも起こり得る災難!

2011-04-02 09:58:20 | 

庭は日に日に一面真っ白く彩られて行くハナニラです ボケが真っ赤に咲き始めました クリスマスローズが咲き揃いました

あっという間に4月を迎えた。桜の季節なのに朝夕はまだ寒い。家の桜は全開には程遠い。

災害に遭われた方々が過酷な苦労にもめげず前向きに復興に意欲を燃やしている姿をテレビで見るにつけ、私の瞳はうるみ、日本人の凄さを再確認し自分も勇気ずけられている。常に災害地の事を心に持ちつつ自分で出来得る限りの節電、節約そして祈りの日々である。

災難 93歳で一人住まいの姉が家の中でスカートを脱ごうとした時転倒し大腿骨骨折をしたのだ。一週間前に手術をしたそうなので一昨日見舞って来た。もう早リハビリに励んでいる様で捕まって歩けるようである。(私が小学3・4年の頃ブランコが倒れて大腿骨折し2カ月近くギブスで身動きも出来す寝たきりになった時リハビリなんてしなかったと思う。それでも直ぐ歩けたと思うのは若かったからだろうか) 姉はとても元気で3時間も話し続けてしまった。手術から二週間経ったら転院しなければならないと言う。今度はリハビリの病院で2・3カ月位はいられるそうで、多分その後は老人施設に入る事になるだろう。歳を取ると言う事は人に世話を掛けると言う事だし、限りなく寂しいものである。
私は施設には絶対入りたくないと思っている。今健康であるからそう思えるのであって、動けなくなれば私の意志は通用しない。子供等に全てを任せるより他はない。きっと最善をつくしてくれると思うし、その為にも子供等が困らない様身辺整理をしておこうとこの頃やりはじめている。
まだまだ生きる積りでは有るけれど、何時どんな災難に襲われるか分からないから!!

昨日は内科診察日であった。今年始めて花粉症に罹った他は異常なし。病気の事より何時も四方山話しの方が多いのである。この主治医さん4月から或老人ホームの主医師として勤められるとの事、河北病院には金曜日一日だけだそうで、私は続けて診て頂きたいとお願いした。「私は現在の外来で働きたいんですけどね、仕方ないや~」と仰っていた。話しの中で私が35年余主治医として診て頂いた先生が最近亡くなったと知り本当に悲しかった。東大の医学部で後輩であられた今の主治医さん「亡くなって寂しいですよ、素晴らしい先生だったのにね~」と述懐していらっしゃった。私の亡き兄もこのお二方の先輩であったのだ。

大震災で亡くなった私とは縁のない三万近くの方々の上を思うと辛い気持ちは大きい。然し身近の親しい人の死は一層に悲しく辛いものである。 全ての方のご冥福を心から祈ります。