老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

嬉しかった3日間!

2010-09-06 13:59:33 | 

  

昨日9月5日は私の誕生日。87歳を迎えてしまった。悲喜こもごもの長~い年月を振り返り感慨深い思いで過ごした一日であった。夫が生きていた時は二人とも9月の14日と5日が誕生日なのでどちらかの日に一緒に誕生会をしたものであった。
今年は三女の息子が13日の誕生日で単身赴任のお父さんのや息子の都合により4日に祝いをする事になったそうで、三女から「4日にお母さんの誕生会も一緒にしたいから来てよ」と招かれていた。月2回私が夕食を作っているのでつい「何か手伝おうか!」って言ったら「今日はお母さん座っていていいの」との娘の言葉に従っておとなしく座っていた。婿さんもステーキを焼いたり甲斐甲斐しく手伝っていた。私達夫婦には有り得なかった光景を微笑ましく眺めていた。
「おめでとう」の乾杯は運転して帰る私はウーロン茶で、ステーキは固くて苦手なのだが、この日のはとても柔らかく何もかも美味しくペロリと食べてしまった。フランスパンに本物のバターを沢山付けて美味しかった~  やはりマーガリンとは雲泥の差の美味しさ。本物のバターって言ったら「じゃ~嘘のバターって何?」「マーガリンよね」って言う会話もありましたっけ!

9時からは階下のご両親も加わりケーキで再びお祝いして下さった。娘からは婿さんが選んでくれたアンスリュームを貰った。これは私がかねがね欲しいなと思っていたもので嬉しかった。次々赤い可愛い花が咲いてくれるだろう。枯らさない様大切に育てなければ!!
大人4人で話しは尽きず、家に帰り着いたのは12時になっていた。
以上は「嬉しかった3日間」の真ん中である。

一日目は金曜日の3時頃、長女の次男(孫)から「おばあちゃん、これから行ってもいい?」と電話があった。「ええっ!今日は勤めの日じゃないの」って思わず言ってしまったら「4・5日上海に出張していたので今日休みを取った」との返事だった。
この孫は約1年半位前からサイクリングをするようになり、去年突然自転車で我が家に現れびっくりさせられた事があった。二回目は今年7月私が海外旅行の最中に来たらしく心配を掛けた。今度で3回目、朝10時に家を出て多磨墓地に行きお爺ちゃんのお墓の草取りを2時間近く掛けて綺麗にしてくれたそうだ。私も近く娘達と行こうと思っているが、「おばあちゃん達が行ったら綺麗になっているよ、でも笹が一杯生えていて大変だった~」と言っていた。小さかった孫がこんな事をしてくれるようになったのだと嬉しい気持ち一杯になった。Tちゃん本当に有難う。
この猛烈な暑さの中さぞ大変だったのだろう、家に着いて冷たい梅酒を5杯立て続けに飲んでいた。足が一寸つったらしいが熱中症にならなくて良かった。

長男の処の孫息子は仕事が忙しく、今夏軽井沢にも参加出来ず久しく会っていないからおばあちゃんに会いに行くとの電話が朝あった。折角だから会ってから帰ろうと言って自転車の孫も従弟が来るのを待った。夕方になって来た孫と3人で話しは弾み愉しいひと時を過ごし、二人とも自転車で帰って行った。
孫が単独でおばあちゃんを訪れてくれる時代になったのだな~と幸せを感じる一日であった。

3日目(昨日)は長男夫婦が来てくれた。今年娘が嫁ぎ来年1月にはおじいちゃん、おばあちゃんになる幸せ一杯な二人である。
始め午後に来ると言っていたが、暑いから夜行くと変更の電話があった。この長男夫婦とは一緒に暮した事は無いが、嫁・姑と言う感じを持った事がない。何でも話し合えるし気楽に付き合って来た仲である。最近韓国に行って来たそうで綺麗なベンダント・と可愛いいストラップを誕生祝いに貰って嬉しかった。遅い時間に来たので長くは話せなかったが、嬉しい時間だった。

会う事の出来なかった3人からは「お誕生日おめでとう」の電話を貰い夫々と長話をした。こうして何かがある度に皆が一人身の私を思い遣ってくれる気持ちが嬉しく有難い。皆を煩わせないですむ様、一人住まいが何時までも出来る様、体に気を付けてこの先も元気に生きてゆきたいと思う。