老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

感動!

2008-01-27 17:52:43 | 

 
あまり実は大きくないけれど、隣の家の方までのさばって沢山実が生っているゆず。
右はスターチスと言ってドライフラワーになる花。これは切花を買ってきたのだがとても奇麗。夫の写真に生花をいつも生けて置くのだが何分部屋が暖かいし、留守にする事もあって直ぐ枯れてしまう。これなら水もいらないし何時までも奇麗に保つ事ができるなんて安易な考えを起こしてしまった。夫には申し訳ないなと思う気持ちも抱いている私である。

最近凄い寒さが続いている。本当の気持ちは家に居たい、でも今日は日曜日だし最近教会をサボっているので出掛けた。暖かい部屋から寒い外に出るのは血圧に良くないことは分かっているけど!!やはり非常に寒かった。気分の悪くならないうちにと私の持薬である精神安定剤を途中で飲んだ。多少血圧は上がったかもしれないけれど、薬を飲んだ事で気分は落ち着くのだ。無事12時過ぎに家に戻ってこられた。

テレビをつけたら大阪国際女子マラソンを中継していた。1万メートルでよい成績を持っている福士選手がマラソンに初挑戦をしていた。30キロ辺りまでは他の選手を大きく離し独走だったのに、苦しそうな顔になり走りも遅くなってあんなに離していた選手に次々抜かれ、競技場に入る前に2回ほど転び、それでも起き上がって走り出す。競技場に入ってからも数回転んでは立ち上がり、必死の形相ではなくむしろ笑みさえ浮かべて頑張ってゴールした姿に、私はハラハラし胸がどきどきして泣きそうになりながら感動を持って見ていた。普通あんな状態だったらゴールして倒れ込んでしまうのに、倒れもせずちゃんと歩いていたし、初マラソンを走り終えたという満足感を抱いていたに違いないと私は思った。辛くても決して諦めることなく総てを出し切ったその精神力は何処から来るのだろう。か弱い精神の持ち主の多くなっている今、福士選手の様にめげない強い気持ちを持てる人になって欲しいと思う。観客席におられたご両親の子を思うやるせない涙顔が思い出される。