昨夜10時頃外に出てみた。雲一つ無い満天の空にまんまるいお月さんが目に飛び込んできた。これは絶対カメラに収めなくてはと、家に飛び込み写真機を持って再び庭に飛び降りた。始めてこんなに大きく撮れた月、でもただ月だけでは何だか物足りなく風情を感じない。雲があった方がよいのではないかとか、この写真の右下にぼんやり写っている庭の木蓮の枝がもう一寸綺麗に写ったら良かったのではと思ったり様々な思いで撮った写真である。
むくげの花。この花は昔から庭の真ん中に大きな木に育ち毎年沢山の花を咲かせていてくれた。然し次から次と様々な苗を植える私にとってこの木は太陽のじゃまになるし、それほど好きな花でもなかったので、去年地上から50cmくらいの所でばっさり切ってしまった。ところが今年低いながら枝を出し、沢山の花をけなげに咲かせてくれた。「邪険にあっかったのに綺麗に咲いてくれて有難う」とこの花が好きになった
みたい。
昨日クラス会があった。83・84歳のおばあさんの集まり。未だ50人生存中の21人が出席。もうしわくちゃだったり、腰が曲がり杖をつく人、物忘れの激しい人、勿論まだ元気な人もいるが・・・口だけは達者!!楽しいひと時を過ごした。私は委員(普通は幹事と言うらしいけれど)だったので集金や、写真も撮ったりで結構気も遣った。でも来年は他の方が委員をしてくれるから、今日頑張ればいいやと思っていたのに、又この次もやらされる破目になり、家に戻ったら気持ち的にもすっかり草臥れ果て早々に(9時半頃)寝てしまった。でも今朝はすっかり元気を取り戻し「元気でやれる内はやろう人の為になるのなら」と前向きな気持ちになり、これからクラス会の模様をパソコンで作成しょうと決心している。
内山牧場の近くに神津牧場があり、一時から牛の行列が見られる事を知り急ぎ駆けつけた。何んと人の先導もなく牛自身の意思で100頭近い牛が上の方から行列を作って降りてくる。(搾乳をする場所に向かうらしい)3・4頭の雄の他は全部雌。赤ちゃんがいるのか大きなお腹を抱えた牛、見事なおっぱいをゆらゆらさせながら歩くメス、目の前を延々通る光景は圧巻であった。最後尾に飼育係が5・6人牛について歩いていた!!始めて見る貴重なひと時であった。
毎年親族で行く時は車の運転は若い連中にしてもらい、私は殆どせず楽である。でもこの度は他の二人も免許は持っているのだが、運転してはくれない。一人で頑張るよりないのである。知っている道は平気だが相当高く登るし、一箇所道を間違えてグニャグニャ道の林道を、然も下り道・・・もう神経をすり減らすほどの運転をした。
でも家に帰り着くまでは余り疲れも感じなかったのに、東京の我が家に帰り着いた途端、責任感から開放され、安堵したのかドット疲れを感じ寝込んでしまった。でも2時間くらい寝て元気を取り戻した。歳をとるといつなんどき体の不調を来たすかが一番心配。特に旅行中に於いては大である。無事であった事をいつも感謝している。
グッピーは購入してから約2ヶ月経った。最初生まれた3匹の赤ちゃんはすくすく成長し、つい最近オスとメスの違いが分った。オスは尾ひれが赤味を帯びて来ているのに気がついた。一匹がオス、後2匹はメス。大人のもう一匹のメスが子供を生んだのに難産で死んでしまった。子供も2・3匹生まれていたが、いつの間にかいなくなってしまい残念だった。もう一匹の大人のメスは病気だったのか、だんだん弱りこれも死んだ。
生き物を飼うという事は、楽しくもあるが、悲しい思いも沢山しなくてはならない。この世の全てのものは、生きて、そして必ず死を迎えるものである事を、心しなければならない事を痛切に思う。
鈴虫は一日中良い声で鳴いている。一匹が鳴き出すと競い合って鳴くので「うるさい」と思うこともしばしば。あんなに沢山いたのに、茄子の他にたんぱく質の餌も与えているのに、共食いをし随分少なくなってしまった。やはり強いものが生き残るようである。まだ暫くは良い声を聞かせてくれるであろう。
18日は3人になりました。急遽この日は戸隠高原の宿を予約し、先ず、長野県の小布施に行き葛飾北斎・福島正則・一茶ゆかりの古寺、岩松院を訪れました。北斎の描いた、21畳敷一杯の天井絵「八方睨み鳳凰図」は見事でした。一茶の句「やせ蛙まけるな一茶これにあり」の碑の立つ池も見ましたし、かの有名な武将福島正則の霊廟もありました。次に北斎館に入り、90歳でこの世を去るまでの何んとも言えぬ素晴らしい絵を堪能しました。フローラルガーデンにて沢山の綺麗な花を観賞。
東京も暑かったらしいけれど、小布施も36度もあろうかと思う程の暑さには閉口。でもこれから涼しい戸隠高原に向かうのだと思うと、一寸は凄い暑さも我慢出来たのでは・・・水分の補給を心掛けました。標高1250メートルの高原で気分爽快な一夜を過ごし、翌朝綺麗な3つの池を見ながら又、暑い下界に下りて来ました。
武田信玄・上杉謙信が戦った「川中島の合戦」の跡地などを見、再び軽井沢に戻り翌朝5時半出発、軽井沢に別れを告げ8時過ぎには我が家に戻ることが出来ました。一族との本当に愉しい8日間でした。
16日、5人となり松本~白馬へドライブ。松本城の上まで登ろうと中に入ったが遅々として進まない、その上階段が一段一段非常に高い(戦いで敵方を容易に登らせないため)ので大変、上まで1時間程かかると言うし、途中で気分が悪くなったら困ると思い、「降ります、降ります」と上る人の列を掻き分け掻き分け必死の思いで脱出し出口にたどり着くことが出来ました。他にも木崎湖・中綱湖・青木湖などとても良い景色を満喫し沢山写真も撮りました。
その後、白馬に向かいロープウエイでスキー場を上まで行く筈が、着いた時間が丁度4時。一台出たのが最後で「今日はもう終わりです」と言われてしまいました。残念な思いを残し止む無く帰途につきました。


暫くご無沙汰致しました。一寸怠けた事と、12日~20日まで、もう20年余続いている夏休み恒例の高田家一族の集まりを、軽井沢で過ごしていた為でした。
最初の2日間は22人が集まり、夫々にテニス・パターゴルフ・プール・植物園と思いっきり愉しく遊び、一方ではこれら多くの人数の食事の為の買い物組もありで大変でした。夜はトランプをしたり、男性群は大いに議論を闘わしていました。毎年男性は2階、女性は1階に寝ることに決まっています。
3日目頃より徐々に帰り始め16日には5人となり、18日から最後までは3人の寂しい日々でした。お正月と、一年に2回全員が集まれる時を皆が楽しみにしているので、今回の集まりもとても愉しく皆満足して帰途に着いたようで、私としても嬉しい思いでいます。ただ去年から主人の姿の無い事が私にとって一番寂しいことです。
左の写真、ゴルフ場の向こうに小さく見えるのが浅間山です。
昨日娘と渋谷のオオチャードホールで、中国雑技団による「アクロバティック白鳥の湖」を観てきた。過去何回も観てきた「白鳥の湖」とは全く異なるその演技に、二人とも「うわー」「凄い~」をつい口に出してしまう程の胸躍る素晴らしい2時間を満喫した。満席の観衆の拍手はひっきりなしに起こった。
雑技団では一人前になるのに10年~15年かかると言う。白鳥の湖では技の上に演技を習得しなければならない。演技は2年で習得、そしてあの様に見る人に感動を与えられたのだ。主役のオデットと王子は私生活で夫婦であるそうだ。道理で息のあった素晴らしさだった。
クラシックの「白鳥の湖」も雑技団のそれも夫々に特徴を持った芸術であろう。
雑技団の公演を私は見たことがない。昨日はその技とクラシック的な演技とを両方見られ、得をした感じ!! 娘も「面白かった~」ととても喜んでくれた。
鈴虫です。
3年前、雄・雌合わせて10幾匹の鈴虫を買い求めた。とても綺麗な声で鳴き、沢山の卵を産み終え全部死んでしまった。去年6月の或る日、鈴虫の籠を何気なくのぞいたら沢山の子が孵っていてびっくり、早速餌を与えた。何度も脱皮を繰り返しその度に大きくなり、最後の脱皮で完全な大人になり、オスは鳴き始める。一匹が鳴き出すと他のオスも一斉に競い合って鳴き出す。「いい声、素敵」と思う昼が過ぎ夜になるとその鳴き声がうるさくて眠れない。仕方なく寝室より遠くへ追いやってしまうのである。何と身勝手な私!! 卵を産み終えた親は全部死んでしまう。その後、土の中の卵を保つ為に適度にしめり気を与える。でも忘れて土がカラカラに乾きもう駄目になったかなと思っていた。だが、今年も又6月2日頃無事に孵った。その数の多さは去年の比ではない。もう「うじゃうじゃ」って言う感じ。小さい内は一籠でよかったが大きくなると狭くて可哀相なので4籠に分けた。それでも折り重なっている。家に来た娘が一目見るなり「ひえ~気持ち悪い」とのけぞった。何とひどい言いぐさ!! おおよその数だが300匹以上はいるだろう。鈴虫用の餌と茄子を4・5日毎に取り替えなくてはならない。結構大変である。二人の方に貰って頂いたが、このまま大きくなったら大変。それで考えた。熱帯魚を買ったお店で以前、鈴虫を売っていたのを思い出し、ご相談したら喜んで下さったので、半分以上差し上げた。それでもまだ150匹位残っている。大人になってから庭に放してやろうと思っている。(今はまだ放すと死んでしまいそうなので)庭からきっと美しい鳴き声を聞かせてくれるだろうと楽しみにしている。
今朝起きてきて真っ先に水槽の前に座ったら、何か小さい物が目に入った。もしやと思い老眼鏡を掛けよく見たら、何と体長6・7ミリのまさに待ち望んでいたグッピーの誕生であった。娘がインターネットでグッピーについて、此の前我が家へ来た時調べてくれた。いっぺんに2匹~120匹位産むとの事だったが、その最小の二匹、でも嬉しくてたまらない。親に食べられてしまわないようにと祈っている。
朝から何度水槽の前に座り込んだことか、二匹、二匹と、所在を確かめ健在を知ると安心してその場を離れる繰り返しの一日だった。
人は子供の誕生を何よりも嬉しく思うものである。動物にしても、鳥、魚全て生あるものには子が与えられる。そして等しく子は可愛いものである。
グッピーの子が危難に会う事なく成長してくれることを心から願っている。