9代目でちょいとウエッジシェイプにしたら売れなくて、デザインを水平基調に戻した
いかにもクラウンなカタチの10代目。もう10年前のクルマなんだね。
でもいまはもう、10年前くらいでは全然古くならない。
で、このクラウン、カタチこそあまり変わらないものの
実はクラウン史上最大の変更を遂げたモデルなのです。
それは、他の乗用車がどんどんモノコックになっていく中、
頑なまでにトラックのようにはしごフレーム上にボディを乗せていた「伝統のつくりかた」
を貫いていたクラウンが、このペリメータ(ハシゴ)フレームをやめて
他のクルマと同じようにモノコックボディになったこと
(マジェスタはすでにモノコックだったが)。
そしてこの決断が、いまのゼロクラウンのベースになっているわけですね。
....でも、トヨタらしいのが高級車であるクラウンのこのモノコックシャーシが、
なんとひとクラス下のマーク2系のものだということ!
要はコストダウンのため...
だけど、そういう発想...大切な走り装置をこうして見切るあたりが、
僕のトヨタアレルギーを増大させるんです。ああ、いやだなあこういうクルマ造り(涙
>>ie...クラウンですか...と言うことなかれ...
このクルマ、意外や意外、日本のワビサビ風景によくはまります。
近所の純日本式邸宅(門付き)の前に置いてあったとき、
ハッとしたんです。ああクラウンはこれでいいんだと。
そう思うと純粋にセダンボディになった11代目、
そして新しいコンセプトになった12代目のゼロクラウンはクラウンぽさを
多少無くしてしまってる気がします。
>>これハードトップじゃんか...っていう話しですが、
もはやかつてのようにセダンもハードトップも分類するような時代じゃないですものね。
なので、大きな枠で「ノッチバックの4枚ドア付き」はここで取り上げることにします...
>>まあ、乗ったら乗ったで言いたいことがいっぱい出て来ちゃうんですが
そういうことはこのコーナーではナシでw