Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【シトロエンな話】久しぶりにCG(カーグラフィック)を買ってみた。

2010-07-14 | シトロエンな話。



NAVI廃刊の衝撃から数カ月後、立ち読みCGの編集後期に「さようなら」と書かれたいくつかのコメント...。


ついに、日本の自動車評論誌の柱、CG(CAR GRAPHIC)も終焉か、と驚いたのですが、
結果として、その次月、体制はほぼそのまま?発行が二玄社ではない、
新会社「株式会社カーグラフィック」という形でのリスタートということがわかり、
まあ、なんとかほっと一安心。


でも、こんな風にしてしまったのは、かつてCGを毎月買っていて、
CGCLUBにも入っていたような自分のような読者が、CGを買わなくなったことが一因だったりもするわけで、
なんというか複雑な気分でもありますね。


今月手に取ったのは、新しいシトロエンC3と2CVの記事が出ていたから。
C3の評論も機会の評価というよりは「なんでか気持ちがいい」という感覚的なもので
個人的にはシトロエンの小型車を言い表すいい表現だったと思うし、
フラミニオ・ベルトーニのことや、シトロエンの魔窟「コンセルヴァトワール」の紹介、
そして2CV AZを題材に用いたメッセージ性の高い記事など、
それなりに見ごたえがあって(それにアルファ100周年の特集にも惹かれた)、面白かったです。
久しぶりに買ったけど、CGはまだまだCGだった。うむうむ。
まあ、C3とDS3の記事がなんとなく批評にキレが無く、
「ちょうちん持ち記事」っぽいような感じがしたのは気のせいかなあ...。

あとシトロエンの小型車のことなら、新型C3と2CVの間の車種を取り上げてほしかったかも。
だって、新型C3と2CVの間に共通項がある、という内容なのだったら、その過程も大事だと思うんですよね。
DIANE、VISA、LN、AX、SAXO...カーマガジンなら出していたかな(^^



>>CGを買っていたのは1990年くらいがピーク。もう、20年くらい前なんですけどね...(汗

>>トップ画像は、このCGに再掲されていた、古いNAVIに寄稿された宮崎駿の2CVの漫画。
懐かしかったです。いやあまた、2CV欲しくなるねえ。
2CVに乗っていたころの昔の自分の投稿とか読むと、なんだか泣きたいくらい懐かしい気持ちになります。


コメント (14)
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