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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】 Vol.129 もはやレオーネのような渋さ スバル レガシィ(初代)

2008-06-24 | セダン蒐集癖。

レガシィもデビュー以来幾度もモデルチェンジを繰り返し、
すっかり「スバルの看板」になっています。

でも、レオーネの後継としてデビューした初代レガシィ、
今見ると80年代スバル車っぽい風情があります。
なんだかあの頃のレオーネのような渋さが
出始めてるというか...(^^;



初期型。このホイルキャップ...なつかしいなあ。
採集地長野県。こういう場所では、
生活ヨンクの「必然性」がありありと出ていて、これがまた萌えポイント。



このコーナーではセダンのみ取り上げてますけど、
実際、レガシィが「ステーションワゴン文化」を日本に根付かせた功績、
これはとても大きいですよね。

セダンはその一方でRSなどのスポーツモデルを用意してWRCに参戦するなど、
ラリーのスバルの復権にも貢献してます。
RSはヤンチャな速いセダンというよりはちょっとオトナな感じ。
これっていまのB4にも受け継がれています。

そう思うとレガシィってこの20年、ポリシーがぶれていない。
国産では稀有な存在かもしれない。


ところでレガシィ、
技術はあったが業績不振だったスバルを見事に救ったわけですが、
登場当時は苦戦していたんですよ。

レオーネの上級車種という設定であったためか、レオーネユーザーの
取り込みにうまくいかなかった。
だけどワゴンにハイパワーのGTを用意してから花開き、
いまの「スバル」のイメージを作ったんですね。
ほんと、それまでの「レオーネ」の印象が強すぎたので...。



>>気がつけば初代レガシィの登場は1989年。そろそろ20周年です!早いねえ...。

>>スバルのセダン、の渋いところは、
ハイパワー・スポーティバージョンとの「差」が
大きめという感じでしょうか。

>>それが、またいい。速いエンジンを持つバリエーションがほかにあるから、
シャーシもそれに合わせてしっかり設計されているので
「廉価版」は基本的にシャーシがエンジンより速い、とも取れるわけで、
それがスバルのクルマの良さなんではないか、とか思うのです。

>>あ、ちなみにieは、むろんレオーネ大好きですよ(^^
コメント (18)
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