Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】 Vol.124 マジ、これ欲しいかも プジョー306ST

2008-06-06 | セダン蒐集癖。
このコーナーやっていて、つくづく「しまったなあ」と思うのは、
「セダン収集」を謳っているがゆえに
待ちゆく中で「あ」と思う車をなかなか載せられないことと、
ieの人生のマストアイテムである「フランス車」がどうしても載りにくい、
ということです。

そう、この国にいる彼の国のクルマに、セダンが極端に少ないからです...。


そんな中。
今日は、ieの心を震えさせる一台を。


がーん

後付けトランク萌えなie、言うまでも無く306サルーンは大好きです。
とうか、306自体が好きです。
後継の307、そしてその発展系である308が「正統な2ボックス」では
もはやなくなってしまっているいま、
「欧州、いやフレンチの真髄ともいえる小型ハッチバックモデル」
としての価値を高めつつある306(でも307も実はスキ^^;)。


まず何よりも、コンパクトなボディ。
そして、ピニンファリーナによるまったく破綻のない美しいデザイン。
素晴らしい視界。理想的なパッケージング。
ふっかりしっかりの極上シート。
プジョー自製によるショックアブソーバが生む、しなやかな乗り心地。
あきれるほど素晴らしい直進性。それでいて軽快なハンドリング。
軽い車重、ハイテクも何もないのに実用的で飽きの来ないエンジン。
過大な高級化もなく、必要最低限の装備を持つこの306、
これ以上何を望むか、というくらいのクルマだと思うんです。

とにかく、クルマとしてのバランスが高次元でまとまっている
(ヘッドクリアランスの少なさは...なんですが)。


それの「セダン」が、ほんの一時期日本に輸入されていたんです。正規ルートで。
それが「306ST&SR」。
差はエンジンで、STは2L、SRは1.8Lでした。


まずそうそうはお目にかかれないんですが、
ねこさわ君が、買ったばかりなのにいきなりATの不調で入院したラグナ2の代車として
ieのサーブを買ったことでもおなじみのシーコネクションさんから借りてきたのが
なんとこの306ST。


いやあ、いいんだわこれがまた...。

ペナペナな感じは、これはこれでいい。
とにかくシートは気持ちいいし、
座ると「安心する」んですよね。
その古典的な設計...各ピラーが立ち、グラスエリアは大きく、
スカットルは低く、ダッシュボードは薄く、デザインは奇をてらっていない、
などがその要素かと。

おれって古い人間なのかなあ(涙

この306、ちょっと本気で欲しくなったのはナイショですw
というのも何度か購入候補にあがったクルマですので...。




>>ハッチバックメイン、という印象のフランス車ですけど
実はセダンも結構あって、プジョーはどちらかというと多め。
というかセダンばかり。
あまり古いと参考にならないので204以降くらいから考えると、
304、305、206(にもある)、404、405、406、407、504、505、605、607...
などなど。


>>いちど、というか三度、フレンチセダン(R9、R19シャマド、505)に
何度も乗った自分からいたしますと(汗)、
フランス車のセダン、いいですよ。すごく!







コメント (10)
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