先日、プジョー505さんを
ガソリン臭い事とバッテリ警告灯点灯の原因究明のために
主治医の宮前オートさんに預けました。
金曜日に早速上がったとの話を受け、引き取りに行ったのですが
その帰り、ふらっと立ち寄った岡本太郎美術館。
はじめから行こうとしていたわけではないのですが
以前から行きたかったこともあり、また、愛する?ウルトラシリーズ40周年の
企画展などもあるとのことで行って参りました。
岡本太郎。
知らない人はいないと思いますし、太陽の塔のデザインをしたことも
あまりにも有名です。
ですが、実のところ自分では「すごいひとだった」程度の認識しかなかったのです。
だけど、ひととおり美術館を見て回った感想は、
想像以上に凄いひとだった!という事でした。
見ているものに確実にメッセージ(それが何かは各個人に委ねられるものだけれど)を
与える前衛的な絵画や立体物の製作以外にも、
彼は優れたパフォーマーであり、素晴らしい文筆家でもあったのですね。
生涯を通じて、ひたすらにアクティブ。
クルマに描く。
ドレスに描く。
夜空に、ヘリコプターで光の軌跡で描く。
ひとびとを挑発するその姿勢!
こういうひとはもう不世出に違いない。
まさに「奇才・芸術家」なのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e7/1e7b6d75b4ad934bee60cc0944e3d09e.jpg)
外にそびえ立つ「母の塔」
同じ美術館内では、前述の「ウルトラマン40周年企画展」を開催していたので、
もちろん向かいました。
みなさんは、ウルトラマンをはじめとする子供向け特撮番組を
子供っぽい、興味がない、くだらない、と言って片づけていませんか?
でも、こういう番組は、僕たちを同じ「大の大人」が、持てる技術の全てを使い、
議論を重ね、時間と戦い、頭を使って作り上げられていることを知って欲しい...。
常々そう思っている自分には、嬉しい企画展でした。
というのも、この企画展で取り上げていたのは、ウルトラマンを作り上げた人物に
スポットをあてていたからです。
ひとりは、デザイナーの成田亨(とおる)。もうひとりは、造形を担当した高山良策。
成田氏は、ウルトラマンからセブン(途中で降板)をトータルでデザインし、
僕にもすんごい影響を与えている方です。
ウルトラマン自体も、そして今なお支持高いウルトラセブンのメカニックスも、氏のデザイン。
モダンさと斬新さ、美しさをもつこれらのデザインは、決して古くなることはなく
その後に続くウルトラシリーズにおいても氏のデザインワークスを越えるものは出ていないと
僕は断言出来ます。
そして、高山氏。
展示してあった怪獣の実際の造形を見て、鳥肌が立ちました。
それは、リアルだからです。
見えないはずの足の指紋すら造形したという彼は、怪獣の肌の質感などを
追い求め、常に材料や造形方法を模索していたそうです。
あ、岡本太郎の解説よりも長くなってしまいましたw
でもほんとに感動したのです。
特撮番組...でも創り上げているのは、こうした天才的なアーチストに
よるものなのだという感を強くしたのでした。
>>思ったあれこれ事...企画展は、僕ら世代よりも上の方が
食い入るように展示に見入っていたこと。
それと、怪獣やウルトラマンの着ぐるみが想像以上に小さかったこと!
成田氏のデザイン原画のすばらしさに感動...云々。
>>企画展でも解説されていましたが、ウルトラマンのあの微妙なくちもとの
デザインは、弥勒菩薩やギリシャ彫刻にみられる「アルカイックスマイル」なのです。
能面にも似た効果で、見る方向を変えると表情も変わるのですね。すごいなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/f5/f52e758c057b81fe57517c2ec42e7a26.jpg)
ガソリン臭い事とバッテリ警告灯点灯の原因究明のために
主治医の宮前オートさんに預けました。
金曜日に早速上がったとの話を受け、引き取りに行ったのですが
その帰り、ふらっと立ち寄った岡本太郎美術館。
はじめから行こうとしていたわけではないのですが
以前から行きたかったこともあり、また、愛する?ウルトラシリーズ40周年の
企画展などもあるとのことで行って参りました。
岡本太郎。
知らない人はいないと思いますし、太陽の塔のデザインをしたことも
あまりにも有名です。
ですが、実のところ自分では「すごいひとだった」程度の認識しかなかったのです。
だけど、ひととおり美術館を見て回った感想は、
想像以上に凄いひとだった!という事でした。
見ているものに確実にメッセージ(それが何かは各個人に委ねられるものだけれど)を
与える前衛的な絵画や立体物の製作以外にも、
彼は優れたパフォーマーであり、素晴らしい文筆家でもあったのですね。
生涯を通じて、ひたすらにアクティブ。
クルマに描く。
ドレスに描く。
夜空に、ヘリコプターで光の軌跡で描く。
ひとびとを挑発するその姿勢!
こういうひとはもう不世出に違いない。
まさに「奇才・芸術家」なのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e7/1e7b6d75b4ad934bee60cc0944e3d09e.jpg)
外にそびえ立つ「母の塔」
同じ美術館内では、前述の「ウルトラマン40周年企画展」を開催していたので、
もちろん向かいました。
みなさんは、ウルトラマンをはじめとする子供向け特撮番組を
子供っぽい、興味がない、くだらない、と言って片づけていませんか?
でも、こういう番組は、僕たちを同じ「大の大人」が、持てる技術の全てを使い、
議論を重ね、時間と戦い、頭を使って作り上げられていることを知って欲しい...。
常々そう思っている自分には、嬉しい企画展でした。
というのも、この企画展で取り上げていたのは、ウルトラマンを作り上げた人物に
スポットをあてていたからです。
ひとりは、デザイナーの成田亨(とおる)。もうひとりは、造形を担当した高山良策。
成田氏は、ウルトラマンからセブン(途中で降板)をトータルでデザインし、
僕にもすんごい影響を与えている方です。
ウルトラマン自体も、そして今なお支持高いウルトラセブンのメカニックスも、氏のデザイン。
モダンさと斬新さ、美しさをもつこれらのデザインは、決して古くなることはなく
その後に続くウルトラシリーズにおいても氏のデザインワークスを越えるものは出ていないと
僕は断言出来ます。
そして、高山氏。
展示してあった怪獣の実際の造形を見て、鳥肌が立ちました。
それは、リアルだからです。
見えないはずの足の指紋すら造形したという彼は、怪獣の肌の質感などを
追い求め、常に材料や造形方法を模索していたそうです。
あ、岡本太郎の解説よりも長くなってしまいましたw
でもほんとに感動したのです。
特撮番組...でも創り上げているのは、こうした天才的なアーチストに
よるものなのだという感を強くしたのでした。
>>思ったあれこれ事...企画展は、僕ら世代よりも上の方が
食い入るように展示に見入っていたこと。
それと、怪獣やウルトラマンの着ぐるみが想像以上に小さかったこと!
成田氏のデザイン原画のすばらしさに感動...云々。
>>企画展でも解説されていましたが、ウルトラマンのあの微妙なくちもとの
デザインは、弥勒菩薩やギリシャ彫刻にみられる「アルカイックスマイル」なのです。
能面にも似た効果で、見る方向を変えると表情も変わるのですね。すごいなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/f5/f52e758c057b81fe57517c2ec42e7a26.jpg)
子供の頃からの私の
HEROです。
今もなお古さを感じない意匠。
当時のスタッフの語る「夢」と、岡本太郎の描いた「夢」の文字が重なって胸の奥深く残っています。
・・・まさかニアミスしているとは思いませんでした(笑)
半径何m以内で菱型人をキャッチすると光るセンサーが欲しいです。
shortyさま>
>HERO
同じくです。原画、設計図が見られて、泣きそうになりました。素晴らしい!
しのぶくん@脳内自由人さま>
>重なって胸の奥深く残っています
ホンキなんですよね。どちらも。自分の思うこと、理想の体現という意味では...だからこそ初代ウルトラマンやセブンは永遠に語り継がれているのでしょうね。
>まさかニアミスしているとは思いませんでした
びっくりしました。あの時間にあの場所にいたなんて...お会いしたかったです...それにしてもほんと、センサー欲しいですよね。カラータイマーみたいなの...黄色い菱形がピコーンって^^w
写真はA・Bタイプマスクの原型かな?
チブル星人の原寸模型とかもあったよ。
こ、こんなに小さのかと笑ってしまった...
あ、ヴィラ星人も小さくて驚いた!
>マスク
Bタイプの模型だと思います(拾い画像
僕は『零下140度の対決』のポール星人が好き。
チブルじゃない、ポールだった(汗
でもほんとに小さかった!
ワレワレハポールセイジンダ...