4619、ネズミ都市

全米「ネズミ都市」ランキングというのがあり、イリノイ州シカゴが6年連続で首位となりました。
害獣駆除業者オーキンが全米50都市で毎年9月1日～8月31日にかけて新規に対応したげっ歯類駆除の案件に基づいたまとめによると、ほとんどの順位が毎年変動する中で、シカゴだけは1位の座をキープし続けています。
「いったんすみ着くと急激に繁殖して大量に増える」と同社の専門家は説明しています。
シカゴに次いでトップ10に入ったのは、ロサンゼルス、ニューヨーク、首都ワシントン、サンフランシスコ、デトロイト、フィラデルフィア、ボルティモア、デンバー、ミネアポリスの各都市。
ニューヨークのビルの屋上にはウォータータンクがあり、ゴキブリやネズミの死骸が入っているという話を聞いたことがあります。
ランキングには、いろんなランキングがあります。
安全な都市ランキングで東京は3回連続の首位を続けています。
東京にもネズミは多くいると思いますが。

げっ歯類：物をかじるのに適した歯と顎を特徴とし，多くは草食性であるが，雑食性のものもあり、ビーバー，リス，ハツカネズミ，レミング，トビネズミ，ヤマアラシ，チンチラなどが含まれる。
現在の哺乳類で最も繁栄しているグループで、現生哺乳類全種（4300-4600種）の約半数に当たる2000－3000種を占める。 生息域は、南極大陸を除く全大陸、およびほとんどすべての島。

4618、ウィメンズマーチ

ワシントンDCなど複数の都市で17日、トランプ政権に抗議する女性たちのデモ「ウィメンズマーチ」が開かれました。
ウィメンズマーチは2017年、トランプ大統領の就任翌日に初めて実施され、今年は１月に続いて2回目。
初回のウィメンズマーチは米史上最大規模のデモともいわれ、4年目の今年1月も多数の女性らが参加しましたが、今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、はるかに少人数となりました。
参加者はピンクのニット帽をかぶり、黒いマスクで先月死去したギンズバーグ連邦最高裁判所判事に弔意を表しました。
リベラル派だったギンズバーグ氏の後任にトランプ大統領が保守派のバレット連邦高裁判事を指名し、来月の大統領選までに上院での承認を済ませる構えを示しているのに対し、デモ隊は「とんでもない」と書いたプラカードを掲げるなどして抗議。
この日はワシントンのほかニューヨーク市、コロラド州デンバー、テネシー州ナッシュビルなどで同時にデモが開催されました。
ウィメンズマーチの主催団体では昨年、反ユダヤ主義の人物がいるとの疑惑が浮上するなどして分裂が生じ、幹事が交代していました。
－以上はCNNニュースより－

17日のウィメンズマーチ（ワシントンDC）
政治色が強いデモです。
11月3日の大統領選まで2週間となりましたが、女性層の反トランプ感情が高まっています。
でも、結果は？
2018年3月に行われた「March for Our Lives（私たちの命のための行進）」と同じコース。

4617、2波、3波

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米国の新型コロナウイルスの累計感染者数が16日（日本時間17日）、800万人を超えました。
死者数は22万人に迫り、いずれも世界最多。
感染者の増加ペースが再び速まっていて、米メディアは「第3波が近づいている」と警告しています。
米国の1日あたりの新規感染者数はここ数日、5万人を超えています。
ウィスコンシンやイリノイなど中西部を中心に30州以上で新規感染者数が増加傾向にあります。
ニューヨーク州を中心に感染が広がった4月上旬、フロリダやテキサス州などで急増した7月中旬の2度にわたり、流行のピークが起きています。

ヨーロッパでも再び感染が拡大しています。
第2波に見舞われているフランスで17日午前0時、パリなどでの夜間の外出禁止措置が始まりました。
仕事や健康上などの理由がなければ外出は禁じられ、違反すると罰金135ユーロ（約1万7000円）が科されます。

冬に向かって気温が低下する日本でも、感染拡大が懸念されています。
「Go To」で人の移動が活発になっています。

4616、ルーズベルトホテルが

ニューヨークにあるルーズベルトホテル（Roosevelt Hotel）が、10月31日で閉館すると発表しました。
新型コロナウイルスの流行で損失が続いていることが理由のようです。
セオドア・ルーズベルト（Theodore Roosevelt）第26代米大統領の名前を冠する老舗ホテルで、1924年9月22日に開業。
100年近い歴史に幕を下ろします。
ニューヨークの歴史を見守り続け、数々の映画の舞台にもなりました。
マンハッタンの中心、グランドセントラル駅西にあり、値段も手ごろで日本人観光客にも人気があります。
住所は45 E 45th St, New York, NY 10017
「ルーズベルトホテル ニューヨーク」で画像検索
新型ウイルスの感染拡大はルーズベルトホテルだけでなく、全米各地のホテルに深刻な打撃を与えています。

4615、レコードは不滅です

全米レコード協会（RIAA）は今年上半期（1～6月期）に米国で発売されたレコードの売り上げが、1980年代以降で初めてCDを上回ったことを明らかにしました。
レコードはカセットテープやCDなどが登場する前は音楽媒体の主役でした。（音楽以外も）
カセットテープやCDにその座を奪われましたが、2005年以降レコードの売り上げは増え続けています。
RIAAによれば今年上半期、レコードの売り上げは４％増加し、CDの売り上げは48％の減少でした。
レコードやCDなどの物理媒体の売り上げは23％減の3億7600万ドルでした。
物理媒体による売り上げは減っていますが、ストリーミング市場は拡大し続けています。
「3414、レコード生産」を参照
一時は過去の遺物となったかと思われましたが、レコードは不滅です。
「4366、歌のゴールデンヒット」、「4110、1億枚超え」なども参照。
ちなみに、世界で一番売れたレコードはビング・クロスビー のホワイト・クリスマス。
私は、ここ50年くらいレコードは聴いていません。

4614、休演が続く

ニューヨーク・フィルハーモニックは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ことし3月中旬からすべての公演を中止し、来年1月までの休演をすでに決めていましたが、13日に公式サイトで休演の期間を来年6月まで延長すると発表しました。
1842年に創設されたアメリカで最も古いオーケストラで、180年近い歴史の中で、年間の活動をすべて中止するのは初めてだということです。

リンカーン・センターにある、ディヴィッド・ゲフィン・ホール（旧名：エブリフィッシャー・ホール）
左端の噴水は水が出ていません（人もいません）

楽団員たちは音楽活動の場を確保するとともに、市民とのつながりを保つため、街なかの公園で演奏会を開くなどしていて、引き続きオンラインでの動画配信なども通じて演奏を披露することにしています。

ブロードウェイのミュージカルは、来年の年明けまでとしていた休演期間を、来年5月末まで延長することになりました。
世界中の観光客らでにぎわってきた劇場は、1年以上にわたって、閉鎖されたままとなります。
ブロードウェイには40を超える劇場がありますが、ことし3月から休演していて、期間が延長されるのはこれで3回目です。

劇場街はゴーストタウンのようです。

1年以上も公演中止が続くと出演者は勿論、劇場関係者や周辺のレストラン、カフェなどへの影響も深刻です。
ニューヨークでは映画館なども再開されていないので、エンターテインメント業界は深刻な打撃を受け続けています。
リンカーン・センターとブロードウェイの位置関係は「77、セントラル・パークの東と西」の地図を参照

4613、ミンクに感染

米ユタ州とウィスコンシン州の毛皮農場で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、計約1万匹のミンクが死んだことが分かりました。
人間からミンクに感染が広がったものとみられています。（ミンクにとっては不運）
今のところミンクから人間への感染例は確認されていません。
米農務省によると、ミンクが新型コロナに感染した例はオランダやスペイン、デンマークでも確認されていそうです。
ミンクといえば、高級毛皮として知られています。
最近は動物愛護団体からミンクの毛皮の廃止を求める動きがでています。（ミンクにとっては幸運？）
ニューヨークにいた頃はミンクの毛皮を着た人を時々見ましたが、日本ではほとんど見ません。
最も、ミンクの毛皮を着るようなセレブに会うことは、ほとんどありませんが。
「ミンク」、「ミンク 毛皮」で画像検索

4612、コロナ特需

米調査会社IDCは12日、2020年7～9月期の世界のパソコン出荷台数（速報値）が前年同期比14.6％増の8127万2千台だったと発表。
新型コロナウイルスに伴う在宅勤務やオンライン学習でパソコンの利用が増えました。
IDCの調査責任者は「消費者や組織によるパソコン需要は記録的な水準に達した。部品不足の影響がなければ、出荷台数はもっと増えていた」と述べました。
シアトルのリアム君、アイリちゃんはオンライン授業が続いています。

4611、全仏V13

テニスの全仏オープン最終日は11日、パリのローランギャロスで男子シングルス決勝が行われ、第2シードのラファエル・ナダル（スペイン）が第1シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）を6―0、6―2、7―5で破り、４年連続優勝を果たしました。

全仏4連覇、前人未到の13度目の優勝
全豪、全仏、全英、全米の四大大会の1つの大会でV13は男女を通じで最多。
ナダルは全仏オープン100勝、そしてロジャー・フェデラーに並ぶグランドスラム20個目のタイトル獲得となりました。
「3758、ナダル11度目優勝」などを参照
全仏オープンは例年、5月下旬から行われますが、今年は新型コロナウイルス感染で9月下旬に開幕しました。
「4572、sounds of silence」を参照

4610、気温低下で

米国では新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加しています。
気温低下で屋内の活動が増えていることが一因とみられています。
公衆衛生の専門家は気温低下で屋内の活動が増えれば感染拡大につながる可能性がある、と指摘してきました。
ウイルスの活動も活発化？
発生当初は暖かくなればウイルスの活動も弱くなるとみられていましたが、暑さにも強かった。