ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4492、医療費

2020年06月16日 | Weblog
アメリカには日本のような国民皆保険制度がありません。
入院すると、とんでもない額を請求されることがあります。
新型コロナウイルス感染症で一時は命が危ぶまれた米国人男性が、治療費として巨額の請求書を受け取っていたことを米紙シアトル・タイムズが13日、報じました。
3月4日から62日間入院したマイケル・フロルさん(70)は、5月5日に看護師らから声援を受けて退院しました。
その後181ページにわたる総額112万2501ドル4セント(約1億2051万1712円)の請求書を受け取りました。
同紙によると、フロルさんは高齢者向け公的医療保険制度メディケア(Medicare)の対象であるため、請求額を支払う必要はない、とのことです。
フロルさんは、この費用の大部分を納税者が負担することに「罪悪感」を覚える、と語りました。
新型コロナウイルスの感染や死亡率は白人に比べ、黒人やスパニッシュが多くなっています。
症状が出ても病院に行けない人もいて、貧富の格差が影を落としています。

13年ほど前、シカゴの友人が心筋梗塞で大手術を受けました。
救急車を読んだら、駆け付けた救急隊員に「保険に入っているか?」と聞かれたそうです。
アメリカにいたとき日本人の知り合いが「歯の治療に日本に行ってくる」と言っていました。
治療費が高く、往復の飛行機代を払っても日本で治療した方が安かったようです。

日本の「国民皆保険制度」は国民誰もが保険証1枚で、どの医療機関にもかかれます。
簡単に医者に行けない国も多くあります。

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