3898、NY市で銃撃ゼロ

アメリカで銃乱射事件が多発しています。
ニューヨークは犯罪多発のイメージがありますが、銃撃事件ゼロのニュースがありました。
ニューヨーク市警察（NYPD）は、12日～14日にかけての週末は市全域で銃撃事件の通報が1件もなかったと発表しました。
同市で誰も撃たれない週末は25年ぶりだそうです。
ということは25年間、毎週末銃撃事件があったということになります。
デブラシオ市長は15日、「人口860万の都市で3日日間、1件も銃撃がなかった、NYPDの実績に感謝したい」と語りました。

NYPD
銃撃事件については1993年以降の統計しかなく、過去に銃撃事件が皆無だった週末は25年前よりさらにさかのぼります。
1993年といえば私がニューヨークから帰った年です。
ニューヨーク市では80年代中頃までは犯罪が多発していました。
当時、ハーレムは危険だから絶対に行くな、と言われていましたが、よく行きました。
サウスブロンクスはハーレムより危険、と言われていましたが、時々行きました。
タイムズスクエアも危険で汚い地域でしたが、90年代に入ると再開発によって新しいビルが次々と建てられ、安全できれいな地域に生まれかわりました。
再開発によって、ニューヨーク市は安全になりました。
2012年には殺人事件が1件も起こらなかった平和な1日というニュースもありました。

ハーレム（赤丸）、サウスブロンクス（青丸）、タイムズスクエア（緑丸）