ニューヨークの想い出

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3026、故郷で追悼

2016年06月12日 | Weblog
昨日に続きモハメッド・アリの話題です。
10日、故郷のケンタッキー州ルイビルで追悼式と追悼パレードが行われました。
追悼式で妻のロニーさんは「つらくても途中でやめるようなことはなかった」と振り返りました。
各界の著名人が参加し、ボクシング界からはマイク・タイソン、レノックス・ルイスの
元ヘビー級王者も参加しました。

ビル・クリントン元大統領は「病気に屈しなかった引退後の人生は、より重要なものだったと思う」と弔辞を述べました。
クリントン氏はアトランタ五輪開催時の大統領でした。
追悼式場にはアメリカ国旗と五輪マークが掲げられました。
式は宗教にとらわれずイスラム教の聖典コーランが読み上げられたほか、キリスト教、ユダヤ教、仏教、モルモン教などの関係者が参加し、さまざまな宗教を包含する式典になりました。
人種差別撤廃を訴え、世界が1つになることを願ったアリ氏らしい追悼式になりました。

アリ氏のひつぎを乗せた車は、子供の頃過ごした家や高校、初練習を行ったボクシングジムなどアリ氏ゆかりの場所を2時間ほど巡回し、沿道からは名前を連呼する声が上がりました。
国内外から集まったファンら約10万人が民的英雄との別れを惜みました。
一連の葬儀は8日から3日間にわたり行われました。
アリ氏自身が数年前に葬儀の計画を練っていて、できる限りオープンな式にしたいとの生前の意向から葬列や追悼式などが一般公開されました。

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