4553、国籍放棄

今年1～6月に米市民権を放棄した米国人が記録的な人数となりました。
1～6月の半年だけで5800人超と、昨年1年間の2072人をはるかに上回りました。
トランプ大統領の政策や新型コロナウイルス感染拡大への対応をめぐる不満から放棄に至るケースが多いようです。
米政府が外国に住む米国人に対し、毎年の税申告や資産状況の報告を義務付けていることも、放棄の理由のひとつとされます。
米国人が市民権を放棄する手続きには2350ドル（約24万9000円）の手数料を支払い、外国にいる場合は現地の米大使館に出頭する必要があります。
それでも放棄者は、今後ますます増えると予想されます。

子どもに米国籍を取得させるため、米国で出産する中国人が急増しています。