4483、コロナで格差拡大

過去のおよそ3カ月間で、米国の富裕層の資産が5650億ドル（約62兆円）増えていたことが分かりました。
同国の進歩的なシンクタンク、政策研究所が3月18日以降のデータから報告書をまとめ、今月４日に発表しました。
新型コロナウイルスの感染が拡大した米国で、多くの米国人が経済的な打撃を受ける中、富裕層との格差が一段と広がった形です。
富裕層等の現在の資産総額は3兆5000億ドルで、感染拡大初期から19％増加。
アマゾンを率いるジェフ・ベゾス氏の資産だけでも3月18日時点と比べて、362億ドル増えました。
同日以降、新規の失業手当を申請した米国人の数は4300万人近くに上ります。
仕事を失う人が多くいますが、富裕層にはコロナウイルスも影響ありません。
持つ者と持たざる者との分断が深まっています。
「4365、富める者」を参照