ニューヨークの想い出

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4243、リチウムイオン電池

2019年10月11日 | Weblog
スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞をリチウムイオン電池を開発した旭化成名誉フェローの吉野彰氏ら3氏に授与すると発表しました。
小型で高性能の充電池として携帯型の電子機器を急速に普及させ、IT(情報技術)社会の発展に大きく貢献した功績が評価されました。

受賞決定から一夜明け、旭化成の社員らから祝福される吉野彰氏
授賞式は12月10日にストックホルムで行われます。
リチウムイオン電池はスマホ、ノートパソコン、デジタルカメラ・ビデオ、携帯用音楽プレイヤーを始め、幅広い電子・電気機器に搭載されています。
電気自動車の動力源として実用化が進んでいます。
充電式電気掃除機、電動アシスト自転車、充電式扇風機など、多くの製品に使われています。
国際宇宙ステーション(ISS)でも使われているそうです。
日本のノーベル賞受賞はノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑氏に続き2年連続で、米国籍の2人を含めて計27人となりました。(17年に文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏は英国人)
化学賞は8人め。
吉野氏はビデオカメラなど持ち運べる電子機器が普及し、高性能の電池が求められていた昭和58(1983)年にリチウムイオン電池の原型を開発しました。
当時のビデオカメラは重かった。
今は動画もスマホで撮ります。
これも吉野さんのおかげです。