ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

3045、老舗ホテルは?

2016年06月30日 | Weblog
歴代の米大統領の定宿で、高級老舗ホテルとして知られたニューヨークの「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」が切り売りされてしまいます。
27日、客室の大半が分譲マンションとして売却される計画だと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどが報じました。
総客室数の約4分の3に当たる1100室を取り壊して分譲マンションにする一方、300~500室を豪華客室に改装する計画のようです。
ホテルは工事のため来春から最長で3年間営業を停止し、従業員約1500人のうち数百人が解雇される見通しです。
ウォルドーフ・アストリア・ニューヨークは2014年9月、中国保険大手の安邦保険集団によって買収されました。
ニューヨークを代表する高級老舗ホテルはどうなるのか?

日本企業が買収した場合、「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク=高級名門老舗ホテル」という固定概念があるので、こういう発想は出てこないでしょう。
中国企業はそういう概念にとらわれず、ビジネスに徹しているようです。
高級マンションとして売却すれば、間違いなく儲かるでしょう。
上の方の階が高級マンションになっているホテルは他にもありますが。

*日本でいうマンションはアメリカでは「コンドミニアム」と呼ばれています。
「208、ハドソンバリー」を参照