ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

3020、“The Greatest”

2016年06月06日 | Weblog
プロボクシングの元ヘビー級世界王者、モハメド・アリ氏が3日(日本時間4日)、米アリゾナ州フェニックスの病院で死去しました。(74歳)
ボクシング史上、全階級を通して最も偉大なチャンピオンと言われています。
私がアメリカに憧れ、アメリカに行きたいと思った一因でもあります。
「俺は偉大だ」と公言していましたが、まさに'The Greatest'でした。
アリを最後に見たのはアトランタオリンピックの開会式でした。
このときパーキンソン病を患っていましたが、その後、尿路感染症や呼吸器系の病気で入院していたようです。
人種差別、ボクシング、徴兵拒否、病気、アリの人生は闘いの連続でした。
1964年にイスラム教に改宗し、リングネームをカシアス・クレイからモハメド・アリに改めたました。
最近では、米大統領選の共和党指名を確実にしたドナルド・トランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を唱えた際、暗に批判する声明を出していました。
オバマ米大統領は「公民権運動指導者の牧師マーチン・ルーサー・キングネルソン・マンデラ(元南アフリカ大統領)と並び立った」と述べ、アリ氏を称賛しました。

キンシャシャの奇跡でジョージ・フォアマンを破ったアリ(左)
ベトナム戦争の兵役を拒否するアリ(右)