2899、どうなる？

日本を代表する企業「シャープ」と「東芝」が苦しんでいます。
経営不振のシャープ支援をめぐっては、政府系ファンドの産業革新機構が3000億円規模の支援案を提示していましたが、台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業はその倍以上の7000億円を提示していました。
シャープは4日、取締役会を開き、鴻海に再建支援で優先交渉権を与える方針を決めたようです。
そうなればシャープは事実上、鴻海に買収されます。
「シャープ」ブランドは残るようですが、心配なのは日本の技術が海外に流失することです。
シャープの社長は会見で「技術流出ないと信頼」と話しています。
考えが甘い！
経営者として失格なのに、買収された後も現在の経営陣は残るそうです。
どちらの支援を受けるか、まだ決定したわけではありません。

経営再建中の東芝は4日、2016年3月期の連結税引き後利益が過去最悪となる7100億円の赤字になる見通しだと発表しました。
昨年12月に赤字5500億円と予想していましたが、1か月余りで大幅に下方修正する異例の事態となりました。

「シャープ」と「東芝」はどうなるのか？