ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

2538、言葉がない

2015年02月08日 | Weblog
『親を亡くした子供を孤児という。伴侶を亡くした人を寡夫、あるいは寡婦という。
子供を亡くした親を呼ぶ言葉はない。なぜだろう。
◆「その痛みは言葉に尽くせないからだ」。
かつて〈9.11〉テロの追悼式で、当時のニューヨーク市長が述べた言葉である。
日本語だけでなく英語にも言い表す言葉はないようである。』
昨日(6日)の読売新聞「編集手帳」から抜粋。
*当時のニューヨーク市長はルドルフ・ジュリアーニ氏(任期:1994年1月1日~2001年12月31日)
同時多発テロが起きたのは2001年9月11日。

世界中でこの言葉にならない悲しみが起こっています。
戦争で多くの子供たちが犠牲になっています。
イスラム国に殺害された湯川遥菜さん、後藤健二さん、ヨルダンのパイロット。
母親、父親が必死に生還を訴えましたが、かないませんでした。
和歌山で小学5年生の男児が殺害されました。
大河ドラマ1日の「花燃ゆ」で吉田寅次郎(松陰)と一緒に密航を試みて捕えられた金子重之輔(重輔)が獄死し、母親の悲しみが描かれていました。
5日の「マッサン」では鴨居商店の長男英一郎が急死し、父親の悲しみ、悔しさが伝わってきました。