533、ギネス申請へ

グランドスラム連続出場の記録を更新中の女子テニスの杉山愛の記録が、世界記録としてギネス・ワールド・レコーズに近く申請されることになりました。
杉山は昨年のウィンブルドンで57回連続出場とし、男女を通じ最多記録を更新し、8月31日開幕のUSオープンで記録を62まで伸ばしています。
この記録に杉山は「連続出場記録は本当に日々の積み重ねです」とコメントしています。
グランドスラム（四大大会）は年4回なので（62÷4＝15.5）15年以上かかります。

テニスはサッカー、バスケット・ボールなどと共に最も運動量の多いスポーツと言われています。
サッカー、バスケット・ボールも試合中走り続けますが、団体競技なので少しは息を抜くこともできます。（選手の交代もある）
テニスは１人で1時間以上、長いときは2時間以上戦うので一瞬も気を抜くことができません。
女子は3セットマッチですが、男子は5セットマッチで4時間を越えることもあります。
「155、ナダルが初優勝」
「474、フェデラー15勝」を参照

グランドスラムに出場できるのは世界のトップ選手だけなので、杉山は15年以上その位置をキープしていることになります。
外国選手に比べ小柄で体力的にも劣る杉山が62回も連続して出場しているのは並大抵のことではありません。
その間、怪我や体調の良くなかったこともあったと思いますが、徹底した自己管理と強いモチベーションを持ち続けた結果だと思います。
70回を目指して頑張ってもらいたいものです。