ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

125、ガソリン価格

2008年04月07日 | Weblog
暫定税率の期限切れでガソリンの値段が下がっています。
15年前に日本に帰ったとき驚いたのはガソリン価格の高さでした。

私がアメリカにいた頃は1ガロン(gallon)が1ドル以下でした。
1ガロンは約3.8リットルなので、リッターに換算すると20~30円という感覚で、満タンに入れても10ドルくらいでした。
日本に帰って初めてガソリンを入れたときびっくりしました。
満タンに入れても1000円ちょっとだろうと思ったら、何と4000円もしました。
アメリカでも日本車に乗っていて、日本に帰ったとき同じ車種の車を買ったのでタンクの大きさは同じだと思います。
アメリカ人は大型車で安いガソリンを大量に撒き散らしながらハイウエイを飛ばしていました。

しかし、最近の原油価格の高騰でガソリンの値段がうなぎ上りです。
1ガロン3ドル以上になって、4ドル近くするところもあるようです。
地域によって値段が違います。(一般に東海岸より西海岸の方が高め)
こうなるとリッターに換算すると100円近くになってしまい、日本とそんなに変わらなくなってしまいます。(暫定税率の期限切れで120円前後のところが多い)
今度アメリカに行ってガソリンを入れたら逆ショックを受けると思います。
(満タンに入れて10ドルくらいと思ったら40ドルもして。)
ガソリン価格の高騰で燃費の良い日本車の売上が好調で、大型車の多いアメリカのメーカーは苦戦しています。(その他、日本車は故障が少ないなどの理由もあります。)

ちなみに、アメリカでもオイル・ショックがありました。
1973年の12月にアメリカに行った時は第一次オイル・ショック真っ只中で、
友人の車に乗せてもらってギャス・ステーション(アメリカではガソリン・スタンドのことをこう呼びます。)に行ったら車が長蛇の列でした。
友人に聞いたら「オイル・ショックで入れる量が制限されている」とのことでした。
当時の価格が幾らだったか覚えていませんが、それ以前の3倍くらいになったようです。
しかし、すぐ正常に戻りました。